ほったらかし投資はある程度投資環境を整えてしまば、放置しておくだけで資産運用ができる魅力的な投資方法ですよね。
「ほったらかし投資ならできそう。でもどうやって始めるのだろう?」
「ほったらかし投資のおすすめの投資を知りたい。」
上記のように、ほったらかし投資を始めたい人に向けて今回は、おすすめ投資先や始め方を解説していきます。
目次
ほったらかし投資おすすめ7選ランキング
ほったらかし投資を始めたい人の中には、どんな投資から始めたら良いのか分からないと感じる方もいるのではないでしょうか?
投資の種類は、多数あります。
数ある投資方法の中から、自分に合う投資を見つけることは大変ですよね。
以下では、投資を7つ紹介していきます。
ヘッジファンド|運用をプロに任すことができる
ヘッジファンドは投資のプロに任せて資金を運用することが可能で、富裕層の間で注目度の高い投資です。
一度ヘッジファンドを決めてしまえば、定期的にヘッジファンドから送られてくる運用成績を確認するだけで高利回りを期待できます。
ヘッジファンドの「ヘッジ」は、回避という意味もありリスクを回避する投資としても人気が高い理由の一つです。
ヘッジファンドのメリット・デメリット
ヘッジファンドのメリット・デメリットを見ていきましょう。
【ヘッジファンドのメリット】
- 市場の動きに左右されない投資
- 投資のプロに任せることができる
- 高利回りが期待できる
ヘッジファンドは投資のプロに運用を完全に任せることができるため、初心者でも比較的始めやすい投資でしょう。
ヘッジファンドは投資のプロがあらゆる技術を用いて運用を行うため、利回り率10%以上が期待できます。
更にヘッジファンドは、市場に左右されないリスクを抑えた運用を行う魅力的な投資です。
【ヘッジファンドのデメリット】
- 投資金額が高額(1000万円~)
- 手数料が高い(利益が出たときに支払う手数料が10%)
ヘッジファンドは優秀なファンドマネージャーが運用しているため、高周りが期待できる反面「投資資金」や「手数料」は高額になります。
投資のプロに任せられる安心感や利回り率は、手数料の高さに比例しているでしょう。
「ただ手数料が安いから投資する」最終的な利益のトータルを考え投資先を決めることをおすすめします。
まとまった資産を用意できる投資家は、ヘッジファンドも視野に入れて見るのはどうでしょうか?
ヘッジファンド投資の運用方法
ヘッジファンドは、オンラインで口座開設・登録ではなく直接ヘッジファンドの運用会社に足を運び、する必要があります。
ヘッジファンドのホームページよりヘッジファンドに直接問い合わせをします。
問い合わせ後はヘッジファンドの相談担当者と、投資目標などをヘッジファンドの担当者と面談して決めていきます。
ヘッジファンドを決め契約をしたら、後はプロに運用を任せておくことが可能です。
FX自動売買|FX初心者でも運用が可能な投資
FXは外国通貨を取引し、外貨のレートの差・金利調達によって利益を得ることができます。
FXの自動売買は新規取引や、決済を自動で行ってくれるツールです。始めにプログラムを設定してしまえば、あとはシステムに任せるだけなのでとても簡単です。
FXの自動売買は、2種類あります。
- システムトレード
- 自動発注・リピート系
システムトレードは、FXの運用をプログラムにすべて任せることができます。
システムトレードでFXの自動売買を始めたいと考えている人は、プログラム選びが重要になってくるでしょう。
一方、自動発注・リピート系は「注文する本数」や「価格帯」を自分で設定する必要があります。
自動発注・リピート系でFXを始めたい人は、始めの設定が重要になるため慎重に決めていくとよいでしょう。
FX自動売買メリット・デメリット
FXの自動売買のメリット・デメリットを理解していきましょう。
【FXの自動売買のメリット】
- 自動取引のため初心者でも運用しやすい
- 忙しい中でもFXを運用できる
- 投資金が4,000円からと小額から投資を始められる
FXは難しくて手をつけにくいイメージを持ってる人もいると思います。
実際にFXは、マーケット情報とマーケット情報を分析する知識が必要です。
FXの自動売買は、世界中の投資のプロが作成しているシステムの元で運用するため、プロのルールに沿ってFXを運用することができます。
またFⅩ自動売買は取引を24時間自動で行ってくれるため、FXに長時間使うことができない投資家にもおすすめです。
【FXの自動売買のデメリット】
- FX取引のアルゴリズムによって得意不得意がある
- 自動売買ツールの設定が難しめ
FX自動取引のアルゴリズムは、下落相場に強い反面、上昇相場に弱かったり・上昇相場見強い反面、下落相場に弱いなどアルゴリズムによって得意不得意があります。
アルゴリズムの得意・不得意は投資家が調整する必要があるでしょう。
またFX自動売買は、始めのプログラム設定をはじめから自分で作るツールもあり難易度が高めのFX自動売買もあります。
ツールを選ぶ時は自分でできる範囲のツールを選ぶとよいでしょう。
FX自動売買の始め方・おすすめのツール
FX自動売買は、自分に合ったFX自動売買ツールの口座を開設するだけで利用可能です。
ほとんどのFXの自動売買は、オンライン上で口座開設が可能で開設から1週間ほどで取引を始めることができるでしょう。
おすすめFX自動ツールは以下2種類です。
- みんなのシストレ
- トライオートFX
みんなのシストレは、親会社が東京株式証券上場企業のため比較的安心して投資が行えるFX口座です。
みんなのシストレは、FX戦略の中から自分に合った運用を選択でき、難しい設定や特別なソフトのインストールが不要のため初心者でも始めやすいでしょう。
トライオートFXは、ゼネラルリサーチ社によるイメージ調査でFX取引コスト1位を獲得したFX口座です。
FX初心者の人は、プログラムに全ての運用を任せることができます。
上級者は、システム作成も可能で幅広い人が利用することができるFX口座といえるでしょう。
FX自動売買ツールは様々な種類があり、ツールによって特徴が違います。自分に合ったツールを見つけることが重要です。
株式自動売買|時間がない人おすすめの株式投資
株の自動売買はFX自動ツールと同じような仕組みで、株式の取引を自動で行ってくれる投資です。
株の自動売買では、あらかじめ銘柄の選別と売買のタイミングを設定しておくだけで取引はすべて自動で行います。
株の自動売買メリット・デメリット
株の自動売買のメリット・デメリットを見ていきましょう。
【株自動取引のメリット】
- 市場の値動きに感情が左右されず投資ができる
- 自分で株式投資を行うよりも利益を得やすい
- 自動で売買を行うため取引時間を時間を気にせず売買ができる
株自動売買は始めに取引のルールを設定すれば、自動で取引をしてくれるため、忙しい人でも運用が可能です。
初心者は、自分で株式投資を行うと売買のタイミングが難しく損失を出してしまうかもしれません。
しかし自動売買なら売買のタイミングを見計らうことなく自動で取引が行えるため、自分で行うより利益を出しやすいでしょう。
株自動売買の運用は自動取引のため、毎日チャートを確認する手間が省けます。
また市場の下落に感情を左右されることなく株式投資が可能です。
【株の自動売買のデメリット】
- 注文方法が多岐にわたり難しめ
- 臨機応変に対応できない
株自動売買は注文方法が11種類ほどあり、11種類の中から自分にあった注文方法を決めるには迷ってしまうかもしれません。
また株自動売買は、市場の動きには規則性がなく予想外な動きをすることもあります。
「自動で取引してくれるから損失は出ないだろう」と考えてしまいますが、投資は損失が出てしまう可能性はあります。
市場の動きによっては、始めに設定した取引ルールから変更や調整が必要になる場合もあるでしょう。
株自動売買の始め方
株の自動売買の始め方は2つあります。
外部の自動売買ツールを購入する方法と証券会社を通して取引を始める方法です。
株式証券を通した方法は、初心者でも簡単に始められるでしょう。
自分の好みの証券会社を見つけ、口座を開設します。
オンライン証券会社を開設すると、投資に時間が取れない投資家もオンラインで開設から商品の運用状況を確認することができるのでおすすめです。
証券会社を開設するなら証券会社ごとに様々な特典があるので、証券会社選びも慎重に行うとよいでしょう。
ロボアドバイザー|手間をかけずに資産運用ができる
ロボアドバイザーは人工知能AIを使った投資で、投資家のリスクやリターンに応じた投資アドバイスや運用を行ってくれる投資です。
ロボアドバイザーには2種類あります。
- アドバイス型
- 投資一任型
アドバイス型は投資家に対して適切な資産配分や、売買のタイミングを助言してくれるサービスです。
アドバイス型のロボットアドバイザーは「助言のみ」を行うサービスなので、最終的な購入の判断は自分で行うことになります。
投資一任型は、投資の運用「全て任せる」ことができるサービスです。
投資一任型は投資の運用だけではなく、市場の動きに応じて資産配分の調整まで行ってくれます。
ロボアドバイザーのメリット・デメリット
ロボットアドバイザーのメリット・デメリットを確認していきましょう。
【ロボットアドバイザーのメリット】
- 初心者でも投資を行える
- 手数料が安い(大体1%程の手数料)
- 少額から運用が可能
ロボットアドバイザーは、投資に関する簡単な質問に答えるだけでAIが投資家に合わせて運用計画を提案してくれるので、初心者でも始めやすいでしょう。
ロボットアドバイザーは投資一任型・アドバイス型によって手数料は異なりますが、比較的安い手数料で投資ができます。
【ロボットアドバイザーのデメリット】
- ロボットアドバイザーは短期的に投資を行うと利益が出ない
- 投資なのでマイナスが出る可能性は十分にある
ロボットアドバイザーは長期運用で利益を狙うため、短期間で利益を狙っている投資家には向かないでしょう。
ロボットアドバイザーは「システムで投資を運用しているため損失が出ない」と思いがちですが、市場の動きは予測が難しいためシステムでも対応できないこともあります。
おすすめのロボアドバイザー
ロボットアドバイザーも様々な企業がサービスを提供しています。
ロボアドバイザーは、企業ごとに投資対象・利回りが違うので自分が重視したいサービスがそあるか確認してから始めるとよいでしょう。
初心者におすすめのロボットアドバイザーは以下の二つです。
- Wealthnavi(ウェルスナビ)
- らくらく投資
Wealthnavi(ウェルスナビ)は預かり資産のシェアNo1のロボットアドバイザーです。
ウェルスナビは大手金融機関から出資を受けていることもあり、28万人以上の投資家がウェルスナビを通して運用しています。
らくらく投資は、大手証券会社楽天が運営している投資一任型のロボットアドバイザーです。
スマホ取引に特化したサービスのためスマホで全て完結します。
らくらく投資は、簡単な9つの質問に答えるだけで最適な投資プランを提案してくれるため初心者でも始めやすい投資ではないでしょうか?
積み立てNISA|非課税で運用可能な投資
積み立てNISAはテレビや広告などで、よく耳にする投資方法ではないでしょうか?
積み立てNISAは、設定した金額を定期的に積み立てていく投資です。
積み立てNISAは年間最大40万円づつ積み立てることで、最長20年間非課税で運用できます。
積み立てNISAのメリット・デメリット
積み立てNISAのメリット・デメリットを紹介します。
【積み立てNISAのメリット】
- 40年間非課税で運用ができる
- 小額から投資が始められる
- 銘柄選定がしやすく初心者向け
一般的に投資は利益を得ると税金がかかります。積み立てNISAは、一定期間非課税で投資を行えます。
また政府が推奨している投資であるため、投資商品も比較的リスクが少ないものを厳選されているので安心して投資が行えるでしょう。
【積み立てNISAデメリット】
- 一人につき1つしか口座開設ができない
- 積み立てNISAの口座を作るには口座を2つ作る必要がある
積み立てNISAの口座を開設する際は、積み立てNISA対象の一般口座を同時に開設する必要があり、少し手間がかかってしまいます。
積み立てNISAの始め方
好みの証券会社や銀行を通して積み立てNISAの口座を開設するだけと非常に簡単です。
口座を開設して、商品を注文するときは、積み立てる金額・積み立てる頻度を設定するだけで自動で取引を行ってくれます。
不動産クラウドファンディング|小額から不動産投資ができる
不動産クラウドファンディングは、投資家から集めた資金を1つの資金として事業者が不動産に投資するサービスです。
不動産クラウドファンディングのメリット・デメリット
不動産クラウドファンディングのメリット・デメリットを確認していきましょう。
【不動産クラウドファンディングのメリット】
- ファンドの運用は運用会社に任せることができる
- 比較的高い利回り率が期待できる
- 小額から投資を始めることができる
不動産投資は多くの資金が必要なイメージがありますが、不動産クラウドファンディングは1万円からと比較的安く不動産投資を始めることが可能です。
不動産クラウドファンディングは小額から投資を始めることができ、比較的高利回り(4%~ 7%)も期待できます。
【不動産クラウドファンディングのデメリット】
- 元本割れの可能性がある
- 途中解約ができない
不動産クラウドファンディングは、空室や自然災害によって利益を出すことが難しくなると、初めに投資した出資額よりも下回ってしまう元本割れの可能性も考えられます。
また、不動産クラウドファンディングの流動性は非常に高く一度契約すると長期間現金化することができないので注意が必要です。
不動産クラウドファンディングおすすめ運用会社
不動産クラウドファンディングは、自分の好みの運用会社を選び投資家登録をすると運用を始めることができます。
不動産クラウドファンディングのおすすめ運用会社2社を紹介します。
- COZUCHI
- TECROWD
COZUCHIは1999年に創業したLAETOLI株式会社という運用会社が提供している老舗不動産クラウドファンディングです。
COZUCHIは口1万円からと比較的安く投資が始めることができ、利回り率が10%程と高い利回りを期待できます。
ECROWDは、モンゴルを中心に中央アジア新興国の不動産に投資している不動産クラウドファンディングです。
不動産クラウドファンディングは、換金率が非常に高い投資ですが、ECROWDは運用中いつでも現金化できるの安心して投資を始めることができるでしょう。
不動産クラウドファンディングは運用会社によって、投資対象が違うので自分の投資目標にあったサービスを選ぶとよいでしょう。
ソーシャルレンディング|高利回りが期待できる投資
ソーシャルレンディングはお金を借りたい企業と、お金を貸したい人をマッチングさせるサービスです。
ソーシャルレンディングを通してお金を借りた企業は、利息をつけて投資家にお金を返済します。
ソーシャルレンディングのメリット・デメリット
ソーシャルレンディングのメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。
【ソーシャルレンディングのメリット】
- 小額から投資ができる
- 簡単に投資ができる
- 原本価格の変動が少ない
ソーシャルレンディングは、1万円ほどから始めることができ、まとまった資金がない人も始めやすい投資です。
株式投資は市場の価格の変動に応じて利益を出しますが、ソーシャルレンディングは企業との契約時に決めた利息から変動することは基本的にありません。価格変動を気にせず投資を運用できるのは、ソーシャルレンディングの最大のメリットの一つともいえるでしょう。
【ソーシャルレンディングのデメリット】
- 投資期間中に途中解約ができない
- 貸し倒れのリスクがある
ソーシャルレンディングは投資家側で途中解約ができないため、一度契約してしまうと現金化することが難しい投資です。
また融資を受けた企業の業績が悪くなると、投資家に借りた資金を返せなくなり投資家に損失が出てしまう可能性もあります。
ソーシャルレンディングの始め方
ソーシャルレンディングは、利用したいサービスを選び会員登録するだけです。
ソーシャルレンディングのサイトから、投資をしたい企業を選び運用を開始します。
企業情報などは、Twitter・ウェブサイト等でリアルタイムで確認することができるので、手軽に始めることができるでしょう。
ほったらかし投資のメリット4つ
ほったらかし投資はチャートなどをこまめに確認する必要がないため、投資の時間をとれない忙しい人に魅力的な運用方法です。
ほったらかし投資のメリットは以下4つのメリットもあります。
- 金融リテラシーが高まる
- 初心者でも比較的簡単に運用ができる
- 小額から投資がスタートできる
- 銀行預金より高利回りが期待できる
金融リテラシーが高まる
金融リテラシーとは、お金と上手に付き合うためのお金に関する知識です。
金融リテラシーの例として日々の家計管理や、資産形成・金利やローンの必要な知識や判断力などがあげられます。
日本ではお金について学ぶ機会がないため、世界的にみても金融リテラシーが低い国です。
ほったらかし投資は自動売買・少額でできる投資ですが、投資家としての一歩を踏み出したといえるでしょう。
ほったらかし投資では運用に必要な環境を整えるために、最低限のお金の知識が自然と身についていきます。
例えばほったらかし投資を始めるまでに実践する口座開設や、投資商品の売買方法の確認などに関する知識・経験が身に付くでしょう。
また、ほったらかし投資を続けていれば、自然と投資に関する知識やお金を稼ぐための勉強を更にしていきたくなるものです。
ほったらかし投資をきっかけに金融リテラシーが高まっていくのではないでしょうか。
金融リテラシーが高まると金融トラブルに合いにくくなったり、明確な投資目標が立てやすくなったりとメリットが多くあります。
初心者でも始めやすい
ほったらかし投資は株式投資などとは違って、毎日チャートを見て売買のタイミングを判断する必要がありません。
初心者にとって市場の値動きを見て商品の売買を判断することは、非常に難しいと感じるポイントではないでしょうか。
ほったらかし投資は売買のタイミングを見計らう必要がなく、自動で取引を行ってくれるので初心者でも始めやすい投資といえるでしょう。
小額から投資を始めれる
大体のほったらかし投資は、少額から投資を始められることができます。
- Fx自動売買 4,000円から
- 株自動売買 数万円から
- ロボットアドバイザー 1000円から
- 積み立てNISA 100円から
- 不動産クラウドファンディング 1万円
- ソーシャルレンディング 1万円から
上記のように比較的少額から投資を始められるので、まとまった資金を用意できない投資家も資産運用を始めることができるでしょう。
しかしヘッジファンドのように、最低投資金額が高額のものもあります。
銀行預金より高利回りが期待できる
昨今の日本では「超低金利時代」とも呼ばれていて、銀行に預けても利息が0.001%しかつきません。銀行に10万円を1年間預けても1円しかお金が増えない計算です。
一方ほったらかし投資は平均利回り率が約1%~5%期待できるため、銀行に預けておくより効率的にお金を増やすことができるでしょう。
ほったらかし投資のデメリット3つ
ほったらかし投資のデメリットを知っておくことで、自分の大切な資金のリスク管理を行うことができるでしょう。
ほったらかし投資のデメリット3つを紹介します。
- ほったらかしすぎると危険
- 短期運用ではお金を増やすことはできない
- 元本保証ではない
ほったらかしすぎると危険
ほったらかし投資は完全に「放置」して資産運用を行うと危険です。
投資を行うと定期的に運用成績を確認することができます。
運用成績を確認して、自分の投資した商品の状況を把握することが大切です。
もし投資状況を確認せず放置していたら、投資した商品の値段が異常に下がっていることに気づかず大きな損失を生んでしまうかもしれません。
ほったらかし投資は、「適度」に放置をすることで利益を出していきます。
短期運用では資金を増やせない
ほったらかし投資は長期的に運用することで利益を出すため、短期間で資金を増やすことは難しいといえます。
ほったらかし投資は、数か月で大きな利益を得ることはできません。長期運用を行うことで比較的リスクを抑えた運用ができるでしょう。
ほったらかし投資は、短期間で利益を出したい人には向いていない投資方法でしょう。
元本保証ではない
「元本保証がない」とは、自分が始めに投資した金額が返ってくる保証がされないということです。
投資は必ず利益が出ることはなく、リスクが付いてきます。
ほったらかし投資は比較的リスクの少ない投資と言われていますが、必ずもうかる保証はないでしょう。
ほったらかし投資に向いている人はどんな人?
ほったらかし投資に向いている人は以下のような人です。
- 忙しくて投資に時間を作れない人
- つい無駄遣いをしてしまう人
- ずぼらな人
1つずつ詳しく見ていきましょう!
忙しくて投資に時間が作れない人
ほったらかし投資は始めに投資環境を整えてしまえば、後は毎日チャートをチェックしたりする必要はありません。
ほったらかし投資は仕事が忙しくて資産運用を始められない人や、家事・パートの空き時間を使って手軽に資産運用を始めたい主婦などに向いているでしょう。
ついつい無駄遣いをしてしまう人
大体の買い物はインターネットで済ませることができる時代ですよね。
欲しいものをクリックするだけで商品が購入できるため、ついつい買いすぎて貯金ができない方もいるのではないでしょうか?
ほったらかし投資は始めの設定を行ってしまえば、毎月決められた額を引き落としていく投資もあります。
無駄遣いをする前に資金を投資に回してしまえば、お金が効率よく増やしていくことができるでしょう。
ずぼらな人
投資家は毎日こまめにチャートを見ることができる「マメな人」が向いてると思う人もいるのではないのでしょうか?
ほったらかし投資は数カ月に一回くらいの頻度で投資した商品を確認すれば、資金を増やすことができる投資方法です。
むしろ「投資の運用状況を確認するのを忘れてた~」って人のほうが投資はうまくいく可能性があります。
毎日チャートを見ていると、市場の値動きに一喜一憂してしまいがちで売買の判断を誤ってしまうこともあるからです。
ほったらかし投資におすすめの証券会社
ほったらかし投資におすすめの証券会社3社を紹介します。
- SBI証券
- 楽天証券
- 松井証券
3つの証券会社は上記で紹介した「ほったらかし投資 おすすめ7選」のうち、ヘッジファンドとソーシャルレンディング以外を扱っていて、初心者にも人気が高い証券会社です。
SBI証券
SBI証券は日本最大級の証券会社でご存じの方も多いのではないでしょうか?
SBI証券は投資先の種類が多く選択肢の幅が広いのが特徴です。
特に外国株のラインナップが充実しているため、外国株に投資を考えている人にはお勧めの証券会社です。
またSBI証券はTポイントをためることができます。
楽天証券
楽天証券も大手証券会社の1つで、広告等でよく目にする機会が多いのではないでしょうか?
楽天カードを持っている人はクレジット決済で投資を行うことができ、同時に楽天ポイントも貯まるのでお得に投資ができるでしょう。
楽天証券はほかの証券会社と比べて取引画面が非常にシンプルのため、初心者も迷うことなく取引が可能です。
松井証券
松井証券は歴史の長い老舗証券会社です。
松井証券はロボットアドバイザーのサービスが充実してるため、投資に自信がない人に向いている証券会社といえるでしょう。
また松井証券はキャンペーンが多く、口座を開設するとクオカードがもらえたりとお得なキャンペーンがあります。
ほったらかし投資で失敗しないためのポイントを解説
ほったらかし投資に限らず資産を増やすために始めた投資で、失敗は避けたいですよね。
ほったらかし投資で失敗しないための3つのポイントを紹介します。
- 投資は余剰金で行う
- 最終的な判断は自分で行う
- 定期的に資産のチェック・メンテナンスを行う
それでは1つずつ詳しく解説していきます。
投資は余剰金で行う
リスク管理の基本として投資は、余剰金で行うとよいでしょう。
余剰金とは、生活費と生活防衛金を差し引いた「10年以上使う予定のない」お金です。

投資は余剰金で投資を行わないと損失がでたとき、日常生活に支障が出てしまう可能性があります。
また投資の損失が出ることで、心に余裕がなくなってしまい投資の誤った判断をしかねません。
余剰金で投資を行うことは、損失が出てしまった場合のリスク回避になるでしょう。
最終的な判断は自分で行う
ほったらかし投資は、投資した商品をほったらかすことで資産を増やしていく非常に魅力的な投資ですよね。
しかし投資の自動ツールに完全に頼ってしまうのは非常に危険です。
投資初心者は、投資のアドバイザーの言葉を鵜呑みにしてしまいがちです。
しかし、投資のアドバイザーは自分の利益になる投資商品を勧めることもあります。
投資を行うときは複数の商品を比較し、最終的な判断は自分で行うとよいでしょう。
定期的に資産のチェック・メンテナンスを行う
ほったらかし投資は、ある程度ほったらかして資産を増やします。
運用中に商品の値段が著しく下がっているときは、投資先の見直しが必要かもしれません。
自分の投資した資産の動きを定期的にチェックすることで、大きな損失を防ぐことができるでしょう。
ほったらかし投資の勉強におすすめの本2選
ほったらかし投資を詳しく勉強したい!
そんな方にぜひ読んでもらいたいおすすめの本を2冊紹介します。
- ほったらかし投資術|水瀬ケンイチ 山崎 元
- お金は寝て増やしなさい|水瀬ケンイチ
ほったらかし投資術|水瀬ケンイチ 山崎 元
ほったらかし投資術は、累計7万2000部のベストセラー「ほったらかし投資術」の改正版です。
著者は楽天経済研究所客員研究員の山崎氏と、インデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチ氏によって書かれています。
ほったらかし投資の完全マニュアル本を目指した書籍として、口座の開き方から投資に対する素朴な疑問の答えまで内容がぎっしり詰まってるのが魅力です。
『プロが考えた最善の投資方法』と『個人投資家でもまねできる』をベースに考えられた一冊といえるでしょう。
ほったらかし投資術は約900円でアマゾンや楽天でも売られています。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
お金は寝かして増やしなさい|水瀬ケンイチ
著者は『ほったらかし投資術』の作者と同様、インデックス投資ブロガーの水瀬ケンイチ氏です。
「お金は寝かして増やしなさい」はリーマンショック等の歴史を振り返りながら、投資の判断を間違えない方法が漫画を用いて、わかりやすく解説されています。
「お金は寝かせて増やしなさい」は1,700円ほどでアマゾンや楽天でも売られているので、是非チェックしてみてください。
ほったらかし投資でよくある質問
ほったらかし投資でよく出る疑問をまとめてみました。
ほったらかし投資の小さな疑問までしっかりと解決することで、ほったらかし投資をさえこうさせることができるでしょう。
ほったらかし投資にリスクはあるの?
結論から申し上げると、ほったらかし投資もほかの投資と同様リスクはあります。
しかしほったらかし投資は、長期運用を用いることでリスクを減らすことができます。
ほったらかし投資の1つ「ヘッジファンド」は資産を守る投資として始まった歴史を持つ投資です。
そのためヘッジファンドは、リスク管理がしっかりと行われている投資といえるでしょう。
ほったらかし投資は投資先によっても、利回りやリスクも変わってきます。
自分の投資目標に合った投資を選ぶとよいでしょう。
ほったらかし投資はいくらから始められる?
ほったらかし投資によって投資金額は変わってきます。
積み立てNISAは、最小投資額が100円から始めることができます。ほったらかし投資は、投資にまとまった資産が用意できない投資家も始めやすいでしょう。
しかしお金を増やしていくのであれば、最小でも5,000円位から投資を始めると良いでしょう。
投資初心者は5000円から始められる積み立てNISAや、ロボットアドバイザーから始めてみるのもおすすめです。
ほったらかし投資におすすめのアプリはある?</h3>
ほったらかし投資は、アプリ一つで商品選択・取引まで簡単に投資を運用できます。
コミュニケーションツールアプリ『LINE』でもほったらかし投資が可能です。
手軽に始めたいのであれば、LINE証券から開設してみるのもいいかもしれません。
ほったらかし投資にポイント投資は向いてる?
上記でも説明したようにSBI証券や楽天証券は、投資をすることでポイントを貯めることができます。
ほったらかし投資はポイント投資が可能です。
ポイント投資のメリットは、資金を使う必要がないのでリスク管理が可能でしょう。
投資初心者でも、ポイント投資なら安心して投資を始められるのでおすすめです。
まとめ
ほったらかし投資は、株式の投資からFX自動売買・不動産投資と投資の選択肢が幅広くあります。
ほったらかし投資は長期運用をして、定期的に資産のメンテナンスを行えば利益が狙いやすい投資でしょう。
ほったらかし投資の成功のポイントとして、しっかりと投資体制を整て「適度」にほったらかすことが重要です。
この度投資初心者が、1000万円クラスのまとまったお金を運用する前に絶対に押さえておきたいポイントを外部の先生のお力も借り1記事にギュッとまとめました!
- これからまとまった元本で投資を始めたい方
- 手元の資産の運用法で迷っている初心者の方
投資額の大小に関わらず、役に立つこと間違いなしの記事ですので是非皆様の資産運用の勉強にご活用下さい!