おすすめ資産運用方法

1000万投資するなら?おすすめ資産運用法7選と利回り別運用シミュレーション (2022)

1000万円あったら何に投資する?投資初心者におすすめの資産運用法を利回り別に解説

1000万円以上の資産運用では、リスクと利回りのバランスだけでなく、年齢やライフスタイルなども十分考慮した上で最適な投資先を選び、ポートフォリオを組むことが大切です。

本記事では、1000万円超を資産運用する筆者はるが、1000万円の資産運用目標の立て方、リスク・利回り別のおすすめ投資方法、1000万円運用のポイントまで分かりやすくお届けします!

本記事のポイント
  • 1000万円の資産運用の前にまずは目標立てから
  • 自分に合うリスク・リターンで無理なく1000万円を資産運用する
  • 1000万円の資産運用に自信がなければ投資のプロに任せるのもあり
主婦投資ブロガーはる
主婦投資ブロガーはる
筆者紹介:森山春香(はる)Twitter
某大学の経済学部を卒業後、新卒で某大手証券会社へ就職。営業担当としての証券ライフを経て、結婚→金融ライターとして独立。
FP2級・一種外務員資格保有
プロフィール詳細

<この記事の監修者>Special Thanks!

金子賢司 (かねこけんじ)

保有資格:CFP/住宅ローンアドバイザー/生命保険協会認定FP/損保プランナー

東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

金子賢司氏 公式ホームページ

1000万円の運用で10年後の資産に差を付けよう!

本記事の読者の皆さまは、既に1000万円の資産運用の重要性にお気づきの方だと思いますが、中にはまだ「投資に失敗してかえって資産を減らしてしまうのでは」とお悩みの方もいるでしょう。

投資や資産運用には少なからずリスクが伴うものですが、では大切な1000万円以上の資産を貯金として銀行に預けておくのは本当に安全と言えるでしょうか

1000万円を貯金したままだとどうなる?

貯金を好む国と言われている日本。世界の先進国と比較しても保有資産における現金・預金の割合が半数以上を占めています。

日本人の資産構成(引用:日本銀行)

1990年頃までの日本の銀行金利は5%程あったので、銀行預金も安全で十分資産運用効果がありましたが、時代は流れ今は超低金利時代です。

1000万円を銀行に貯金したところで、1年間で得られる利子はたったの1000円足らず。10年預けたとしても1万円程しか増えない計算ですから、貯金中心の従来の認識を改めるべき時が来たのは明らかですよね。

また貯金では資産が増えないだけではなく、資産価値の減少のリスクがあることにも注意が必要です。1000万円の資産価値が目減りしてしまうリスクの原因は、日本銀行が目標に掲げるインフレ目標。

日本銀行は、2013年1月に、「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と定め、これをできるだけ早期に実現するという約束をしています。

引用:日本銀行

日本銀行の目標が達成されれば、あなたの貯金1000万円は額面上は変化がなくても、その資産価値は5年後には900万円程に減ってしまいます。そう考えると、元本保証である銀行が1000万円の最も安全な預け先とは言えないですよね

インフレによる1000万円の資産価値の目減りを防ぐ上でも、投資・資産運用でインフレ率を超える運用を意識していく必要があるんです。

1000万円の一括投資と積立投資はどちらがおすすめ?

では1000万円は一括投資、積立投資どちらで資産運用すべきでしょうか。

一括投資
  • 積立投資よりもリターンが大きめ
  • 複利効果が積立投資よりも大きい
  • 値下がりリスクを軽減できない
積立投資
  • 値下がりリスクを軽減できる
  • 一括投資よりもリターンが小さめ

一括投資・積立投資ともにメリットデメリットがありますが、同水準の利回りであれば、基本的に投資元本が大きい程リターンや複利効果が大きくなり、投資効率はぐんと上がります。

そのため1000万円ほどの余裕資金のある方や、ある程度の投資経験のある方は一括投資を検討されるとよいでしょう。また運用資金が1000万円を超えたら後述のヘッジファンドなど投資先の幅がぐっと広がりますよ。

一方で投資経験が少なく、かつ利回りの変動する株式投資やFXなどで自己運用をお考えの方はリスク軽減のためにも少しずつ積立投資をされるのをお勧めします。

年利1%~10%の資産運用で1000万円はどう増える?

では1000万円の資産を一括投資する場合、実際どの程度の利回り(投資金額に対する年の収益の割合)で運用して行くべきなのかシュミレーションしてみましょう。

各利回りで運用した際の資産1000万円の増え方
年利3% 年利5% 年利10%
5年後 1159万円 1276万円 1610万円
10年後 1344万円 1629万円 2594万円
2千万円達成までに期間 約24年 約15年 約8年

(参考:野村証券「マネーシミュレーターみらい電卓」

表のように、年利5%で複利運用すれば10年で1000万円の資産は1.5倍以上に、また年利10%で複利運用すれば8年後には2倍の2000万円まで資産が増加することが分かります。

既出の銀行預金の場合は、1000万円を10年預けても1万円しか増えない計算したから、資産運用に取り組んだ人とそうでない人では、10年後に1500万円近くの資産差が生じる可能性もあります

主婦投資ブロガーはる
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同レベルの貯金額だなと共感し合った同僚や主婦友達が、10年後には自分の倍以上の資産を築いていたら‥やっぱり悔しいですよね。

また、投資大国アメリカと貯金大国日本を比較すると資産額の増え方の差は顕著なように、積極的に投資・資産運用することでより早く資産を増やしていけることがわかりますね。

資産推移(引用:金融庁 平成27年度金融レポート)

もちろん投資にはリスクも多少伴うので、1000万円の資産をどの程度の利回りで運用して行くべきかはあなたの年齢や扶養家族の有無、ライフスタイルなどを考慮して適切な方法を選ぶことが大切です。

年代・ライフプランから運用目標を検討しよう

上の章では、1000万円を3%・5%・10%の利回りで運用した時の資産の増え方をご紹介しましたが、あなたの場合は何パーセントの利回りで資産運用すべきでしょうか?

必要な運用利回りは「1000万円を何年後までにいくらに増やしたいか」という目標からマネーシミュレーターなどを使って逆算することが出来ます。

世代によって子育て費用や老後資金など今後必要になる資金も異なりますので、以下の図も参考に具体的に計画を立ててみましょう。

ライフプラン例(参考:日本FP協会)
主婦投資ブロガーはる
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ここで立てた資産運用目標も念頭に置いて、あなたの1000万円の運用目標を達成するための具体的な投資先を探してみましょう!

利回り別!1000万円のおすすめ投資方法7選

ここでは1000万円の具体的な資産運用方法をリスク度・期待利回り別に見ていきます。

金融商品は基本的に、低リスクであるほど利回りも低く、逆に高利回りを狙うにはある程度のリスクを許容する必要があります。

運用方法のリスク・リターンマップ
先程の利回り別1000万円の資産運用シミュレーションの表も参考にしつつ、ご自身の目標利回りと許容できるリスクに合う投資先を探してみてくださいね。

※表内の金融商品名をタップで紹介箇所へジャンプ出来ます。

 

中リスク(まずはここから検討しよう)
金融商品
(利回り)
1000万円を10年間運用すると 特徴
投資信託
(3-4%)
予想資産額
1300万円~1500万円程
手数料を支払う代わりに投資のプロに運用を任せられる。
ヘッジファンド
(10%-)
予想資産額
2600万円~
投資のプロに運用を任せられるが最低投資額は高め。
不動産
(4-5%)
予想資産額
1480万円~1600万円程
投資に手間が掛かるが定期的な副収入が魅力。
低リスク(併せて検討してみよう)
金融商品
(利回り)
1000万円を10年間運用すると 特徴
定期預金
(0.002%-0.25%)
予想資産額
1000万円~1020万円程
元本保証だが資産は殆ど増えない。
国債
(0.05%)
予想資産額
1005万円程
元本保証だが資産は殆ど増えない。
保険
(1%以下)
予想資産額
~1105万円程
資産運用性は低いが万が一の際の保障になる。
高リスク(併せて検討してみよう)
金融商品
(利回り)
1000万円を10年間運用すると 特徴
株式投資
(4-5%)
予想資産額
1480万円~1600万円程
無駄な手数料はかからないが、利益を出すには知識が必要。

どれを選べばよいかわからないという人は、インフレに負けない3%以上のリターンをコンスタントに望みやすい中リスク商品から検討するのがおすすめ

検討の結果、ご自身にはリスクが高すぎるという場合は低リスク商品、物足りないと感じる方は高リスク商品と検討する商品を変えていくと良いでしょう。

または中リスク商品メインで運用し、残りの資産を低リスク、高リスク商品で並行して運用してリスク・リターン度合いを調整していくのもおすすめですよ!

では早速、中リスクに該当する金融商品から詳しく見て行きましょう。

1.投資信託

投資信託とは?

投資信託とは、運用のプロが投資家から集めたお金をまとめて、国内外の株式や債券などに分散投資をしてくれる金融商品。

投資初心者にとって個人でリスクを上手に分散しながら利益を出していくのは容易ではありませんが、投資信託を利用すれば、信託商品(ファンド)を選び証券会社で購入するだけで、後の運用はプロ任せで期待利回り3~4%の運用を狙うことが出来ます。

期待利回り 3~4%
資産の増え方 年利3%で1000万円を10年間複利運用した場合、
予想資産額は約1343万円
メリット ・手間と時間を掛けずに分散投資できる
・まとまったリターンを狙いに行ける
・証券会社やネットで手軽に購入可能
デメリット ・割高な運用手数料が発生しがち
・相場が悪い時は利益を出しにくい
おすすめの人 ・個人での投資に自信のない人
・仕事などで投資に時間や手間を掛けられない人
始め方 始め方証券会社で口座を開設し、入金・商品を購入

選べる投資信託ファンドは6000本以上と多様で、基本的には投資対象が国内よりも海外のもの、債券よりも株式のものがリスク・リターンともに高い傾向にあります。

投資信託のリスクとリターン(引用:滋賀銀行 投資対象別のリスクとリターンのイメージ)

注意点としては、投資信託は運用成績の良し悪しに関わらず固定の手数料が発生してしまうため、手数料が引かれても手元にしっかり利益が残るだけリターンを出しているファンドを見極めて選択する必要があります。

以下の記事で、投資信託の選び方やおすすめの銘柄などを詳しく解説していますので、投資信託に興味が湧いた方はこちらも読んでみてくださいね。

おすすめの投資信託12選と銘柄
2022年おすすめの投資信託12選と銘柄選びのポイント元証券ウーマンが解説する投資信託の選び方とおすすめ銘柄! 投資信託は少額から購入でき、投資初心者でも手軽に始められるおすすめの金融商品...

2.ヘッジファンド

ヘッジファンドの仕組み
ヘッジファンドとは投資信託と同じように資金を預けるだけで投資のプロに資産運用を代行してもらえる資産運用方法です。

ヘッジファンドの魅力はその高い利回り。期待利回りは約10%ほどで他の金融商品との差は歴然です。

プロに運用を任せられる点では投資信託と似ていますが、基本的にヘッジファンドは投資信託よりも自由で迅速な投資戦略を打てるため、リスク回避や高利回りを狙いに行くことに長けています。

期待利回り 10%~
資産の増え方 年利10%で1000万円を10年間複利運用した場合、
予想資産額は約2593万円
※25年後には1億円にも到達します
メリット ・投資のプロに完全に資産運用を任せられる
・まとまったリターンを狙いに行ける
・自分で投資するより失敗しにくい
・下落相場でも利益を狙える
デメリット ・まとまった手数料が発生する
・最低投資額が1000万円と高額
おすすめの人 ・個人での投資に自信のない人
・仕事などで投資に時間や手間を掛けられない人
・下落相場でもリターンを狙いたい人
始め方 運用会社に問い合わせて面談し入金する

普段耳にすることの少ないヘッジファンドですが、実は企業の退職金を運用する企業年金基金などもポートフォリオの一部にヘッジファンドを組み込んでおり、一般の間でも退職金・相続金などの運用先として徐々に認知度が高まりつつあります。

hedgefund(引用:大和総研)

実際に1000万円もの資産を自身で資産運用するのは失敗のリスクも伴い、常に不安との闘い。また投資の腕に相当な自信がある方でなければ、年利回り10%を出し続けるのは至難の業とも言えます。

運用に手数料はかかりますが、ストレスフリーで1000万円を積極的に運用したい方はヘッジファンドという選択肢がおすすめです。

ヘッジファンド例:BMキャピタル

BM CAPITAL(引用:BM CAPITAL)

東京に本社を置くBMキャピタルは、2013年から続く国内では老舗のヘッジファンド。

東大・京大卒業後、外資系投資銀行で活躍した優秀なメンバーが日本株で投資運用しており、組成以来9年間「マイナスを出した年ゼロ」と数々の悪相場の中でも安定した運用を見せています。

ファンドの設定時からの平均年利回りは10%~20%を維持しており、下落相場での強い耐性と高い利回りが人気の国内ヘッジファンドです。

ファンドの特徴
  • 値動きが比較的穏やか、かつ株価高騰の可能性もあるバリュー株に投資
  • 東京大学卒業後、有名投資銀行バークレイズでキャリアを積んだファンドマネージャーが、豊富な投資知識や緻密な分析スキルを駆使して運用
  • 企業価値・株価上昇のためにアクティビストとして投資先企業に働きかけも
  • 分かりやすい運用レポートの提供や無料面談など投資初心者にも配慮

ヘッジファンドは独自の投資手法の情報流出を防ぐためインターネット上での正しい情報収取が難しいのが難点ですが、同社の場合は公式サイトから無料で資料請求やお問い合わせができ、詳しい運用方法や過去実績などを知る事ができるのは便利です。

最低投資額は1000万円からですが、それより少額でも相談可能なのだそう。1000万円を全額もしくは一部から投資を検討してみたいという方は一度資料請求してみると良いでしょう。

BMキャピタルの
公式サイトはこちら

BMキャピタルって実際どう?投資者目線で最新利回り・口コミ評判など解説国内ファンドBMキャピタル (BM CAPITAL)への投資はあり?出戻り投資者目線で徹底まとめ 人生初のヘッジファンドとしてお世話に...

3.不動産投資

不動産投資とは?

マンションや商業ビルなどの不動産物件を購入・売却して売却益を得たり、賃貸による家賃収入を得ることができるのが不動産投資。

不動産投資の中でもおすすめはマンション投資で、賃貸契約が決まれば家賃収入が毎月定期的に入ってくるほか。後にいざ必要になれば自身の住居に出来るにも魅力です。

マンション投資の期待利回りは、都内マンションで4%程ですが、ローンを組み自己資本を増やすことで更にまとまった利益を狙いに行くことも可能です。

期待利回り 4%~5%
資産の増え方 年利4%で1000万円を10年間複利運用した場合、
予想資産額は約1480万円
メリット ・定期的に不労所得が得られる
・まとまったリターンを狙いに行ける
・状況に合わせて運用方法の変更可
デメリット ・物件の選定や購入、運用に手間と時間をとられる
・空室リスクや買い手がみつからない可能性
おすすめの人 ・長期的・定期的な収入を狙いたい人
・投資に時間や手間を掛けられられる人
始め方 物件を選び購入~入居者募集、その後も物件管理

物件選び~契約、その後の管理と手間はかかりますが、1000万円の元手で手堅く安定した定期収入を得ながら将来に備えたい方は、マンション投資で1000万円を運用すると良いでしょう。

また不動産投資に興味があるけど実際に自分で運用するのはハードルが高いという方は、不動産投資信託であるREITから始めてみるという手も有効です。

不動産投資やREITの詳細は以下の記事を参考にしてみてください。

ここまで中リスクの金融商品をご紹介しましたが、自分は投資でほとんどリスクを取れないかもと思った方は以下3つの低リスク商品を検討していきましょう。

4.定期預金

低リスクと言えば、決められた期間資金を銀行に預けることで普通預金よりも高い金利が適用されるお馴染みの定期預金。

銀行預金は1000万円までペイオフ(預金保護)が適用となるので、万が一銀行が潰れた場合でも1000万円は無事に手元に戻ってきます。

期待利回り 0.002%~0.25%
資産の増え方 1000万円を10年間複利運用した場合、
予想資産額は1000~1020万円程
メリット ・元本保証である
・銀行で簡単に手続きできる
デメリット ・ほとんど利子が付かず増えない
・インフレが進めば資産価値が目減りする可能性
おすすめの人 とにかく安全・低リスクに運用したい人
始め方 銀行窓口(ネット銀行はHP)で口座開設し、入金

ただし、既出の通り定期預金の資産運用効果はないに等しく、メガバンクでは一般的に0.01%程だった金利が、2020年4月になんと0.002%に引き下げになっています。

そのため定期預金に預けるなら、以下の利用がおすすめです。

  • メガバンクより金利が高いネット銀行や地方銀行(金利0.03%~0.25%程)
  • 一部の銀行で提供中の「プライベートバンク」サービス(1000万円などのまとまった資産を預けることで上質なサービスを受けられる)

定期預金は運用して増やす目的ではなく、元本保証のある低リスクで安全な預け先として余剰資金以外の資産の保管に利用するのが良いでしょう。

1000万どこに預ける?優遇金利で預金出来る銀行・おすすめの運用先を紹介!1000万以上の預金どうしてる?優遇金利で預けられるサービスとは? 貯金が1000万貯まったらどうするべきでしょうか。タンス貯金はリス...

5.国債

国債

国債とは国が資金調達の為に発行する債券のことで、個人が購入できるのは個人向け国債という種類。1万円から購入可能で、債券を購入して一定期間保有し満期が来ると元本に利息がついて戻ってきます。

個人向け国債は0.05%の最低金利が保証されており、国が破綻しない限り元本損失のリスクは限りなく低く安全と言えるでしょう。

期待利回り 約0.05%
資産の増え方 1000万円を10年間複利運用した場合、
予想資産額は1005万円程
メリット ・国による元本保証で安心
・銀行や証券会社で手軽に購入できる
デメリット ・金利が低くほとんど増えない
・運用開始1年が過ぎないと解約不可
おすすめの人 低リスク・少額で投資したい人
始め方 銀行・証券会社・郵便局など取引金融機関で購入し、満期を待つ

個人向け国債には固定金利制の3年、5年もの、そして半年ごとに適応利率が変わる変動10年の3つのプランがありますが、マイナス金利の現在、どのプランを取ってもほとんどが最低金利0.05%が適用されています。

また債券の中には国が発行する国債以外に、企業が不定期で発行する社債というものもあり、証券会社で購入することが出来ます。企業によって社債の利息は異なりますが、平均値は0.3%程で国債や定期預金よりも高い利回りが期待できます。

社債の信頼性も発行企業によりますが、企業が破綻すればデフォルト(債務不履行)に陥る可能性があるため、発行元企業の業績は十分に確認しましょう。

1000万円を個人向け国債で運用するといくら儲かる?利子シュミレーション低リスクな国債で1000万円運用するといくら儲かる? 1000万円以上の高額資産はとにかく安全で低リスクな方法で運用したい。そこで定期...

6.保険

保険とは?
保険には、保障の他に貯蓄の機能がついた貯蓄型保険があります。

貯蓄型保険の例
終身保険 被保険者が死亡又は重い障害を負った場合保険料を受け取れる生命保険
養老保険 満期時に保険金が受け取れる。保険期間中、被保険者が死亡又は重い障害を負った場合は保険金がおりる。
個人年金
保険
一定期間保険料を払えば60歳を超えたタイミングで年金形式で保険金を受け取れる
学資保険 保険料を収めていれば、入学や卒業といったイベント時に保険金を受け取れる

貯蓄型保険は一定の年数以上保険料を収め続けることで、満期時に収めた保険料以上のお金が戻ってきます。

運用をしながらいざという時に保障がおりる保険商品は、とにかく長期的に手堅く1000万円の資産運用をしたい方には適しているでしょう。

期待利回り 1%以下
資産の増え方 1000万円を10年間複利運用した場合、
予想資産額は~1105万円程
メリット ・保険会社で簡単に手続き可能
・いざという時に保障が下りる
デメリット ・加入期間が長く資金の流動性が悪い
・満期前に解約すると元本割れの可能性
おすすめの人 長期加入ができる人
始め方 保険商品を選んで契約し、毎月保険料を納める

ただしプランにより異なるものの保険の期待利回りは一般的に1%以下と、大きなリターン利益を見込む商品ではありません。また万が一満期前に解約をすると商品によっては元本割れしてしまうことも。

保険での資産運用を始める際は、割高な保険料を長期に渡って収め続けることができるか、しっかり吟味することが大切です。

1000万を保険で資産運用するのはおすすめなのか?ちょっと待って!1000万円の資産を保険で運用するのは要検討 「保険で資産運用ができますよ!お金を貯めながら、減らさずに増やせますよ」...

最後に、自己資産が豊富でリスクを取った投資が可能な方は、以下の株式投資を検討するのも良いでしょう。

7.株式投資

株式投資とは?
株式投資は企業が資金調達の為に発行する株券を購入し、値上がりしたら売却して売買益を出す運用方法。また売買益だけでなく、企業が利益の一部を還元する配当金を積み重ねて利益を得る方法もあります。

期待利回り 4~5%
資産の増え方 1000万円を5%で10年間複利運用した場合、
予想資産額は1628万円程
メリット ・自分で投資先や方法を決められる
・運用に無駄な手数料がかからない
・まとまったリターンを狙いにいける
デメリット ・実際の運用に手間と時間を取られる
・安定して利益を出すにはかなりの投資知識が必要
おすすめの人 ・無駄な手数料を払いたくない方
・投資知識に長けている方
始め方 証券会社で口座開設して入金、銘柄選定・購入

株式投資の期待利回りは4%~5%ですが、選ぶ銘柄によってはそれ以上の利回りを狙うことも可能。もしくは手堅く年利3%~5%ほどの配当金狙いで投資することも出来ますね。

予想配当利回りランキング(引用:日本経済新聞 予想配当利回りランキング)

投資を始める前にある程度の勉強は必要となりますが、手元の1000万円を自身で運用したい方には株式投資での資産運用もおすすめでしょう。

資金1000万円を株式投資で資産運用するには?おすすめ投資方法を紹介一口に株式投資と言っても手法は様々。手元の貯金1000万円を株式投資で資産運用したいけど、どのように投資すべきかわからないという方も多いでしょう。そこで1000万円を株式投資でどのように運用するべきか、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。...

ここまでおすすめ資産運用方法7種について、利回りと特徴をまとめてご紹介しました。

その他にもFXや仮想通貨など、ハイリターンが期待できる投資方法はいくつかありますが、これらは日々の値動きが非常に大きく、プロでもその動きを正確に予想するのは困難な難易度の高い商品です。

1000万円を安全に守りながら増やす資産運用を目指すのであれば、まずは上記でご紹介した金融商品の中から検討してみるのが良いでしょう。

個人投資か投資のプロに任せるか?

既出のように個人の資産運用は、自分で金融商品を選び運用するか、プロに手数料を払って運用してもらうかの大きく二つに分かれます。

自力で投資するメリット:手間はかかるが委託費用が発生しないためコストを抑えられ、運用を続けるうちに投資知識もつけられる

プロへ運用を委託するメリット:手数料は発生するものの、ストレスやプレッシャーを感じることなく、自分で投資をするより安全に高い利回りを狙える

勿論、自分で資産運用した方が投資コスト(手数料)は抑えられますが、筆者の場合は色々と吟味した結果運用会社にお願いしています。

理由はやはり運用のプロに勝つ自信がなかったとこと。金融市場では個人もプロも平等ですが、何百億もの資産を動かしている投資のプロに1000万円程度の資金で戦おうとするのは難しいのが事実。何百億もの資産が一度に動けば1000万円程度では簡単にその波にのまれてしまいます。

また私の場合、子育てに仕事にと忙しく単純に四六時中投資について考えたり、悩んだりする時間が取れないということもあります。

主婦投資ブロガーはる
主婦投資ブロガーはる
私のように「資産運用はしたいけど時間がない」「1000万円も自分で資産運用するのは無理」という方は、投資自体を諦めるのではなく、投資信託やヘッジファンドなどを上手に活用するのがおすすめですよ
1000万円をヘッジファンドで運用する方法!おすすめ国内ヘッジファンドも紹介プロの力で安定運用!ヘッジファンドで1000万円を資産運用するには? 1000万円以上のまとまった資産の運用先として、近年人気を集めて...

安全・低リスクな資産運用のポイントをチェック

さて、もう1000万円の資産運用にはどのような方法があるのかはクリアになりましたね!

続けてここでは、投資の失敗リスクを軽減し、1000万円の資産運用を成功へと導くための4つのコツを簡単にまとめました。

1.投資は余剰資金で行う

既出の通り、20代、30代~40代、50代~60代では今後発生するライフイベントとその必要金額が異なります。いくら資産運用が大切とはいえ、今後確実に必要となる資産まで投資に充ててしまってはいけませんよね。

ローリスク・ローリターン、ハイリスク・ハイリターンと言われるように、投資・資産運用にはリスクが伴いますから、まずはご自身の資産を整理し投資に充てられる金額を把握してから資産運用を始めるのがおすすめです。

【生活費や緊急時・数年以内に使用予定の資金】
銀行預金などで安全に管理

【当面必要のない余剰資金】
ある程度リスクを取って積極的に運用

上記のようにポートフォリオ作成時には、資金性格に適した投資リスクを鑑みながら運用先を検討しましょう。

2.元本保証にこだわりすぎない

資産運用の検討時に必ず耳にするであろう「元本保証」のワード。

1000万円という大切な資金が減るリスクがないとあらば、魅力的に映るのは間違いありませんが、既出の通り元本保証の金融商品で見込まれる利回りは0%~0.25%代というのが現実。

将来使い道の決まっている資金を安全に保管する目的であれば、元本保証の金融商品は最適でしょうが、1000万円を資産運用して効率的に増やしていきたい方は、ローリスク・ローリターン以外の運用方法にも目を向ける必要があるでしょう。

3.分散投資・長期投資をする

リスクヘッジをしながら1000万円を安全に資産運用するためは、分散投資と長期投資が気必須です

分散投資とは、値動きの違う様々な商品に資金を分散して投資をすること。

あるイベントに対する値の振れ幅は、それぞれの金融商品や銘柄、投資先の地域や業界などによって様々。そのため資金を複数種類の商品に振り分けることでリスクが分散され、資産の変動幅を最小限に抑えることができます。

分散投資(引用:金融庁)

また短期投資ではなく長期投資を心がけることで、収益の振れ幅が相対的に小さくなり、運用が安定しやすいと言われています。

長期運用の効果(引用:SBI証券)

特に値動きの大きいFXや株式などでは、長期目線で運用をしていないと下げ局面で含み損を抱え狼狽売りをしてしまい、資産を減らしてしまうリスクが高くなります。

もちろん時と場合にもよりますが、一旦値を下げても長期で戻りを待っていればマイナスからプラスに転じることも少なくありません。

さらに、得た利息を元本に加えて運用する複利運用の場合、運用期間が長いほど複利効果が高まるので効率的な資産運用も期待できますよ。

単利運用と複利運用の違い
単利と複利の違い
例えば1000万円を5%で運用すると50万円の利息・利益が発生します。

単利の場合は、この利益を引き出すなどして投資元本には加えないため、何年運用しても毎年同じ1000万円という元本に対してのみ利息(=50万円)がが付きます。つまり単純に50万円が積み上がっていくイメージ。

複利の場合は(元本+利息)に対して新たな利息がつきます

初めは1000万円に対する5%でしたが、2年目には利息を含んだ1050万円に対する5%、3年目には1102.5万円に対して5%…と、元本自体が大きくなるため利益もその分膨らんでいきます。

4.投資コストも忘れずチェック

定期預金や国債など投資コストのかからないものもある一方、一般的にある程度のリターンが見込める金融商品にはコスト(手数料)がかかります。

株式投資 証券会社に払う取引手数料
FX(外国為替証拠金取引) 取引手数料、外貨交換手数料
投資信託 販売手数料、信託報酬、信託財産留保額など
ヘッジファンド 申込手数料、管理報酬、成功報酬など

「悪相場で更に固定の手数料がかかり二重苦に」「リターンはあったが手数料で利益はプラスマイナスゼロ」など、資産運用の失敗談として耳にすることも。

投資先決定の際には利回りだけでなく、手数料を差し引いて手元にどのくらい利益が入るかも意識しましょう。

より賢く確実に利益を増やすために

ここまで読んでいただきありがとうございます。最後になりますが、資産運用をちょっとお得に行う方法と、参考にしたい本やブログ、セミナーをご紹介します。

資産運用にNISAを活用

投資で得た利益に対して、日本ではなんと投資利益の20.315%もの税金が引かれます。苦労して数パーセントの利回りを得たのに、20%もの税金が引かれるなんて、なんだかやるせないですよね。

NISAを利用すれば、株式投資や投資信託への投資で、一定の投資額に対し生じた運用利益を非課税にすることが出来ます。

非課税対象となる投資額は120万円までなので、1000万円の資産運用では一部のみの適用になりますが、せっかくある節税制度を使わない手はないでしょう。

埼玉りそな銀行つみたてNISAとNISA制度の違い(引用:埼玉りそな銀行)
主婦投資ブロガーはる
主婦投資ブロガーはる
現行のNISA制度は2023年に終了し、2024年からは新NISA制度がスタートします。もし終了する年の2023年にNISAで投資した分は5年後の2027年まで非課税が適用されますよ。

投資セミナーや本で知識をつける

1000万円の資産運用を自分で行うにせよ、プロに任せるにせよ、ある程度の投資知識を付けておくことは大事です。

特にご自身で投資を行う方は情報収集は必須。投資の知識量と資産運用の成功率は比例するといっても過言ではありません

より勝率の高い金融商品や運用手法で1000万円の運用を行えるよう、投資・資産運用セミナーに参加したり、本や関連アプリなどで積極的に投資について勉強しておきましょう。

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投資ブログで生の投資情報に触れる

本やセミナーなどで資産運用の基本を押さえたら、個人投資家の資産運用ブログなどを読んでみるのもおすすめ。

投資ブログでは資産運用での実体験や失敗談、ちょっとした投資のコツなど、書籍やセミナーには載っていない生の情報が得られます。

下記記事では投資初心者向けのブログや株式投資をメインとしたブログなど、筆者も参考にさせて頂いたブログをご紹介しています。

1000万円の資産運用で参考にできるブログ7選!いざ運用について勉強しようと本を購入してみたものの、専門用語が多すぎてわからないなんてこともあるでしょう。そこで活用して頂きたいのがブログです。噛み砕いた表現やブログ運営者の運用内容を公開してくれていたり、最高にありがたいリアルな参考書です。そこで今回は資産運用の際に参考になるブログをまとめました。...

まとめと筆者のポートフォリオ紹介

ここまで1000万円の資産運用の必要性と運用のポイント、1000万円のおすすめ運用方法7種類についてまとめました。

1000万あったら何に投資するか、運用方法の目途は立ちましたか?上記内容を踏まえ、実際に筆者は以下のような配分でポートフォリオ作成し資産運用をしています。

筆者ポートフォリオ
ポートフォリオ内訳
ヘッジファンド① BMキャピタル
投資信託① たわらノーロード 先進国債券(外国債券)
投資信託② eMAXIS Slim 国内債券インデックス(国内債券)
投資信託③ ニッセイ外国株式インデックスファンド(外国株式)

皆さまが1000万円をどのように手に入れたかはそれぞれご事情が違うと思いますが、これから1000万円を資産運用するというスタート地点は一緒。

これからどう資産運用するかで1000万円を1億円にまで膨らませることも夢ではありません。

読者のみなさんが後悔のない資産運用で10年後にさらなる資産の余裕を手に入れられていたら、筆者も嬉しい限りです!

~監修者コメント~
まとまったお金が手元にあるということは、投資においては大きなアドバンテージです。

元本100万円の人が年利回り1%の商品で運用すると年間の収益は1万円。これと同じ商品で元本1,000万円の人が同様の運用をすれば年間の収益は10万円。このように当たり前のことですが、同じ商品を扱う場合、元本が大きいほど資産運用で得られる収益は大きくなります。

「元証券ウーマンが徹底比較!目標利回り別1,000万円おすすめ資産運用ランキング」では、元本1,000万円のケースを中心に、資産運用の考え方に合わせた運用方法をご紹介しています。ここで紹介している運用方法を参考にして、大きな元手があるというアドバンテージを生かしながら効率的に資産を増やす方法をこのサイトで身に着けてください。

ABOUT ME
はる
某大学の経済学部を卒業後、新卒で某大手証券会社へ就職。運動部さながらの日々をなんとか耐え抜き、結婚を機に退職。かわいい双子の子育て(証券より大変なんですケド・・)をしながら主婦投資ブロガー/ライターとして幅広く活動しています。お金に無関心な旦那に、投資の心得を叩き込み中。FP2級/一種外務員資格保有。投資の勉強メモファンドレビューもやっていますよ~//両国投資研究会の初期メンバーとしても活躍中!▶プロフィール詳細はこちら
【FP監修】投資初心者が手元の1000万円を効率的に運用するには?

投資初心者は必見!1000万円運用法まとめ

この度投資初心者が、1000万円クラスのまとまったお金を運用する前に絶対に押さえておきたいポイントを外部の先生のお力も借り1記事にギュッとまとめました!

  • これからまとまった元本で投資を始めたい方
  • 手元の資産の運用法で迷っている初心者の方

投資額の大小に関わらず、役に立つこと間違いなしの記事ですので是非皆様の資産運用の勉強にご活用下さい!

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