資産1000万円あったら?その使い道は投資がおすすめの理由
資産が1,000万円貯まっていたり、もう少しで貯まりそうな方。
何に使うか、どんな投資をしようか色々と考えていて情報を集めている方も多いのではないでしょうか。
1000万というのは簡単に貯められる額ではなく、かなり金額なのでぜひ有効活用したいところ。
この記事では、もし1000万円あったときの有効な使い方や、おすすめの投資方法を紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
- 1000万円あったら資産運用で効率的に増やせる
- 1000万円あったら不動産やヘッジファンドなどにも投資できる
ちなみに1000万円を投資に使う場合、色々な投資方法を取れますが、筆者が一番おすすめしたいのはヘッジファンドという投資方法。
ヘッジファンドは投資のプロに運営を任せるタイプの投資方法なので、自分の手間がほぼかからないのが大きなメリット。
利回りも5%以上のかなり高い数値が期待できるので、興味のある方はヘッジファンドについての記事もぜひ読んでみてください。
参考情報:日本国内おすすめヘッジファンドランキング
参考情報:一番おすすめのヘッジファンド!BMキャピタルの詳細
目次
1000万円あったらできること
1000万円の資産があったら何ができるでしょうか?またどうするべきでしょうか?
資産1000万円でできることと言えば、一般的に以下の3つが主流です。
- 思い切って使う・贅沢する
- 使わないで堅実に貯金する
- 運用してさらに大きな資産を作る
早速一つ目から見て行きましょう。
1. 思い切って使う・贅沢する
1000万円あったら高級車にブランドバッグ、中古なら念願のマイホームも購入できるかもしれません。
特に宝くじや遺産などで予定外に1000万円を手にされた方は、せっかくまとまった資金が手に入ったのだし‥と気持ちが大きくなるもの。実際、1000万円があったら思い切った買い物をしたいと考える方も多いようです。
しかし一時的な幸せに高額資産を消費してしまうのは本当に効率的な使い道でしょうか?高級車や欲しかったブランドバッグを買って、これからの将来幸せに暮らせるでしょうか?
2019年には金融庁の「老後資金に2000万円が必要」という報告書が提出され話題になりましたよね。この2000万円という数字は日本の平均的な家庭をベースにはじき出された数字。ご家庭の生活水準やライフスタイルによってはより多くの貯蓄が必要になります。

数億円のうちの1000万円であれば、上記のような使い方も十分に考えられますが、そうでない方はもっと有効な1000万円の使い道を考えてみるべきでしょう。
豊かな老後生活が出来るよう、大切な1000万円は明るい未来を見据えて慎重に使っていきたいところです。
2. 使わないで貯金する
将来に備えておくのであれば、1000万円を銀行に固く貯金しておこうと考える方もいるでしょう。しかし実はこれも最適な使い道とは言えないんです。
現在の日本の銀行の金利をご存知でしょうか?
例を挙げると、ゆうちょ銀行の金利は通常預金で0.001%、定期預金でも0.002%。
いくら低リスクとはいえ、超低金利時代の今、1年間1000万円もの資金を定期預金にお金を預けていても、税抜き前で200円程しか増えない計算です。
少し大げさですが、例えばその1000万円の一部を活用して語学を習得し、より給料の高い会社へ転職できていたら…1年で200円以上は収入はアップしていたはずです。
貯金の難点は増えないことだけではありません。日銀の金融政策ではインフレ(物価上昇)率2%を目標としています。

上の図のように、毎年物価が2%上昇した場合、お金の価値は年々目減りしてしまうんです。貯金・貯蓄が根強い人気の日本ですが、無条件に貯金・貯蓄することが正解というわけではないことに気づく時が来ています。
3. 運用してさらに大きな資産を作る
1000万円お使い道の3番目は、運用してさらに大きな資産を作ることです。
運用というのは具体的には「資産運用」を行うということ。
簡単に例を挙げると、1000万円分とある株式を購入し、1年後に株価が2倍になったら資産は倍の2000万円に増えます。このように「お金に働いてもらう」ことで資産を育てていくんです。
もちろん資産運用初心者が最初から1000万円ものまとまった資産を自身で運用することはおすすめできませんが、上記2つの使い道よりはずっと意味のあるものになるでしょう。
株価が購入時の2倍に増えるとなると、運用利回り50%と現実味がない数字になってしまいますが、日本の平均株価である日経平均株価の推移を参考に利回り4%ほどと考えるといかがでしょうか?
資産の半分の500万円を1年投資するとリターンは20万円と、銀行に貯金しておくよりずっと資産が増えることが期待できますよね。
1000万円あったら資産運用がおすすめな理由
既に結論を述べた通り、1000万円あったら資産運用で更に増やしていくのがおすすめです。なぜなら資産運用はまとまった金額がある方が断然有利だからです。
1. 投資元本の大きさはリターンに比例する
例として、同じ利回り3%の投資方法で運用するにしても、100万円を投資するのと1000万円を投資するのでは得られるリターンは大きな差が生まれます。
100万円 | 3万円 |
---|---|
1000万円 | 30万円 |
ご覧の通り、まとまった資産を運用できる人の方が明らかに有利ですし資産の増加スピードも速くなります。
また投資で得た利益を再度投資に回すことを複利投資と言います。例えば、1000万円を投資して30万円の利益を出したら、1000万円の元本に利益30万円を足して1030万円で運用を続けるといったものです。
1000万円あったらある程度のまとまった利益を期待できますので、得た利益を継続的に元本に追加して長期的に運用していけば、気づいた頃には雪だるま式にお金は増えていっているでしょう。

2. 分散投資が可能
分散投資という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
分散投資とは投資におけるリスク管理方法の一つで、投資先を複数に分散させることで投資リスクを軽減し、一部の投資先でマイナスが出ても残りの投資先でのプラスでカバーすることで結果的に利益を生み出すというものです。
10万円などの少額資金をいくつもの投資先へ分散させてしますと、少ない元本が更に分散され、効率的に資産を増やして行くことが難しくなります。その点、1000万円あったら複数の投資先に分散させても十分なリターンを望むことができるでしょう。
3. 1000万円の運用で老後に備えられる
1000万円を一定の年利で複利運用したと仮定して資産の増加をシミュレーションすると、
年利3% | 年利5% | 年利10% | |
10年後 | 約1343万 | 約1628万 | 約2593万 |
20年後 | 約1806万 | 約2653万 | 約6727万 |
30年後 | 約2427万 | 約4321万 | 約1億7449万 |
1000万円を目の前の出費に使ってしまうのではなく、上手に資産運用することで老後不足すると言われている2000万円を早いうちに準備することも可能です。
社会保障の限界が叫ばれる昨今、老後の年金ばかりに頼っていては不安ですよね。年金頼みの心細い老後を送らないためにも、手元の1000万円を上手に活用して資産を増やしておくことが大切です。
おすすめ投資法2選
さて、ここまで1000万円あったら投資でさらに増やしていくべき理由をお伝えしました。
投資の種類は様々ですが、中でも1000万円あるからこそ可能なおすすめ投資方法2点をご紹介します。
- ヘッジファンド
・まとまった資産運用をファンドマネージャーに委託できる
- 不動産投資
・退職後も定期収入が得られる
・自分で住むこともできる
ヘッジファンド
1000円あったら投資を検討したい運用先1つ目は、ヘッジファンド。ヘッジファンドとは資金を預けるだけで、投資のプロに代わりに運用してもらえる運用方法です。

1000万円クラスの資金を株式投資などで個人でさばこうと思うと、なかなか難易度が高いのが現実。1000万円の運用ではまとまった利益も期待できる反面、運用に失敗すれば大損を被ることもあり得ます。
そのため1000万円級のまとまった資産は、普段から何十億、何百億といった大きなお金を日常的に運用しているヘッジファンドなどの投資のプロに運用を任せるのもおすすめです。
1000万円でヘッジファンドを始めるメリット
1000万円もの資金を投資し、マイナスを出さないように注意しながら利益を継続的に狙っていくのは並大抵のことではなく、精神的に大きなストレスも掛かります。
餅は餅屋ということわざの通り、結局はその分野の専門家に任せた方が上手くいく場合も多いですよね。
その点で、外資系企業などで日常的に大規模なお金を回してきたヘッジファンドのファンドマネージャーへ丸々運用を任せられるヘッジファンドは、1000万円もの資金があるからこその特権です。
ヘッジファンドは投資家の募集方法に制限がかかっている私募ファンドである分、公募ファンドでる投資信託などとは異なり、比較的自由な運用が可能です。
先物取引やデリバティブなどを活用し、手元にない金融商品を借りて売るところからトレードを始めることができるなど、ヘッジファンドならではの投資戦略で相場の下落局面でも利益を狙いにいけます。
ヘッジファンドでは、投資家から預かった資産を複数の投資先に分散して投資を行います。
よって、ファンドにもよるでしょうがヘッジファンド一つに投資を行うだけで、自然にある程度のリスク分散ができる点もメリットと言えるでしょう。
1000万円でヘッジファンドを始めるデメリット
ヘッジファンドでは、運用を投資のプロに任せる対価として手数料が発生します。
手数料の種類はいくつかありますが、中でも主な収入減は成功報酬で、運用で出た利益に対し数十%ほどが手数料として引かれます。
運用成績に関わらず固定で手数料が取られる投資信託とは違い、成功報酬は利益が出た時にだけ発生するものでその点は安心ですが、まとまった手数料が発生するという事は出資前に念頭に置いておきましょう。
ヘッジファンドが日本で日の目を浴びるようになったのはほんの最近のこと。
また、投資信託と異なり証券会社などを通して大々的に販売が行われているわけではないので、メディアでもほとんど目にする機会はありません。
基本的には富裕層内の口コミや、少ないですが一部の金融情報サイトなどを頼りに投資するファンドを探す必要があります。
ヘッジファンドは基本的に富裕層向けの資産運用商品としてスタートしているため、最低出資額は1000万円~と高額に設定されています。
投資信託であれば月々数千円~投資が可能なことを考えると、1000万円のうちの一部を投資で運用していきたいとお考えの方にはデメリットにも成りえます。
しかし、繰り返しますが逆に1000万円をお持ちの方だからこそ投資できる特別な運用先でもあります。
ヘッジファンド例:BM CAPITAL(ビーエム・キャピタル)
1000万円をヘッジファンドで運用したいと思っても、ネットで詳細な情報を得づらいのが現状。そこで最後に投資初心者向けのヘッジファンド会社を参考までに紹介しておきます。
(引用:BMキャピタル)
BM CAPITAL(BMキャピタル)は、2013年の運用開始以降平均年利回り10%以上と、安定した投資成績で人気を集めている国内では老舗のヘッジファンドです。
投資対象は日本株式で、中でも市場価値が不適正な状態で放置されている中小型バリュー(割安)株を発掘し、株価が値上がりを図った上で売るという投資を中心に行っています。
バリュー株投資は、
- 市場の上がり下がりに影響されにくく値動きが穏やか
- 大型投資家による株式購入で株価高騰に繋がる可能性もある
というように、まとまった利益が狙いやすいことに加え、相場の動きに左右されにくく比較的安定した運用が期待できるというメリットがあります。
実際にBMキャピタルは運用開始以降「過去一度もマイナスを出した年ない」など、下落相場への強さが評判となっています。
有名ファンドが軒並み大きなマイナスを出した2018年の株価大暴落や、2020年のコロナショックもプラスで乗り切っているから驚きです。
参照:日本経済新聞 ヘッジファンド苦戦、リーマン危機以来に悪化 10月の運用成績、マイナス5%台 成長株投資に転機
BMキャピタルの安定したファンド運用は、
- 東大・京大を卒業し、外資系投資銀行でみっちりと経験を積んだ金融のプロが、豊富な投資知識や分析スキルを駆使して投資先を選定・運用している
- 企業価値・株価上昇のためにアクティビストとして投資先企業に働きかけることもある
などの強みも支えとなっているでしょう。
またBMキャピタルは投資初心者向けの投資会社と言い切っている通り、投資初心者でも丁寧に対応してくれるため、比較的手の届きやすいヘッジファンドと言えます。
問い合わせや資料請求、面談(最近はオンライン面談も可能)も全て無料なので、変に気負いせず気軽にコンタクトできるのも有難いですね。
ヘッジファンドは運用手法の流出防止の点から、ネット上では具体的な運用成績や運用手法について知ることは困難です。もっと詳細な情報が知りたい・話だけでも聞いてみたいという方は一度お問合せしてみるのが最短で正確です。
不動産投資
高額資産の運用の代表格といえば、不動産投資。

「1000万円で不動産が買えるの?」という声も聞こえてきそうですが、中古物件であればローンを組まずに1000万円以下で購入できる物件も多く存在します。
以下、1000万円で不動産投資を始めるメリット・デメリットをまとめてみました。
1000万円で不動産投資を始めるメリット
不動産を購入し、入居者に貸し出すことで家賃収入を得ることができます。
現役時代はもちろんのこと、退職したあとも給料のように毎月決まったお金が定期的に入ってくるのは他の投資方法にはない不動産投資ならではのメリットです。
投資用不動産を借り入れを行い購入する場合は、団信(だんしん)と呼ばれる団体信用生命保険に加入することになります。
この団信は、借り入れの返済中に死亡した場合などは残りの借り入れ分は保険から支払われることになり、残った家族に建物を残すことも可能な点で死亡保険の代わりになります。
不動産投資で出た赤字は、給与所得などから差し引くことができます。これを「損益通算(そんえきつうさん)」といい、所得税の支払い対象金額が不動産投資での損失分低くなり、結果的に節税効果の恩恵を受けることができます。
また、不動産投資で得た利益からは、ローンの金利や固定資産税などは必要経費として差し引くことができる点も嬉しいですね。
日本における物価の上昇率は、年2%程と言われています。
インフレにより物価の上昇が起きた場合、100円で買えていたパンが120円出さないと買えなくなった…と、自然と紙幣の価値は下がります。
しかし、現物資産である不動産は、物価の上昇と共に価値が上がりやすく、売却して利益を得ることも可能です。
投資用に購入した不動産と言っても、将来ご自身や家族で住まれたり、お店に改造したりと使い道は多種多様です。
状況に合わせて、自由に使いみちを買えていけるのは不動産投資ならではです。
1000万円で不動産投資を始めるデメリット
入居者が見つからない場合、十分な家賃収入得られない中、月々のローンの支払い行わなければならず資金繰りが苦しくなる可能性があります。
空室になりにくい都心の物件を購入する、サブリース契約で契約をするなどの対策が必要です。
借り入れを行い不動産投資を行う場合、変動金利を選択した場合は将来の金利上昇に伴い返済額は増えてしまう可能性がります。
不動産投資ローンの金利は変動金利か、固定金利か、将来の見通しを踏まえて慎重に運用していく必要がありますね。
不動産は買い手が見つからないと売却ができません。
計画が上手く行かなかった、事故や災害などで不動産価値が下がり、買い手が見つからず売ろうにも売れないといった状況に陥ることも考えられます。
投資用不動産は、時間をかけて吟味し選ぶのが良いでしょう。
おすすめ運用会社「リズム(REISM)」
参考までに1000万円を不動産投資で運用する際に利用を検討したい不動産業者リズムについて紹介しておきます。
(引用:REISM)
リズムは東京23区の中古ワンルームマンションxリノベーション投資を専門とする、不動産会社です。
リズムの物件は入居率99%と業界最高レベルを誇っており、会員サイトで所有物件の家賃の入金確認や部屋の確認までできてしまうとのこと。
リズム(REISM)では無料セミナーやオープンスクールなどの開催も頻繁にされているので、1000万円で不動産投資を行いたいとお考えの方は一度参加してみても良いですね。
貯金1億円!さらに高みを目指す
ここまで「1000万円あったら?」という疑問に対して、有効な使い道や1000万あったら何に投資するべきかについてご紹介しました。
せっかく手元にある1000万円、さくっと使ってしまうのではなく、不動産やヘッジファンドで手堅く運用しさらに増やしていけると老後も安心。
地道に運用を続けていけば、1000万円を1億円に増やすことも夢ではありません。
本ブログでは記事内でも触れたヘッジファンドについて国内のおすすめファンドをランキング形式で紹介している記事もあるので是非参考にしてみてください。

この度投資初心者が、1000万円クラスのまとまったお金を運用する前に絶対に押さえておきたいポイントを外部の先生のお力も借り1記事にギュッとまとめました!
- これからまとまった元本で投資を始めたい方
- 手元の資産の運用法で迷っている初心者の方
投資額の大小に関わらず、役に立つこと間違いなしの記事ですので是非皆様の資産運用の勉強にご活用下さい!