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国債は買ってはいけない?個人向け国債はやめとけと酷評される理由を解説!

国債は、50年以上前から「資産を形成する投資」として重宝されていました。

なぜ昨今、人気のあった国債は、「国債を買ってはいけない」といわれてしまっているのか?

記事を最後まで読むと、国債のデメリットやリスクを知ることができます。

また、国債に変わる投資を知ることで、今後の資産形成を効率的に行うことができるでしょう。

※ 投資の情報をお探しは、ぜひ「ヘッジファンド」という投資の情報もご参考ください。

ヘッジファンドは利回り5~10%と高めかつ比較的安定していることが特徴。

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国債のデメリット3選

国債はリスクが比較的低く運用ができる反面、以下3つのようなデメリットもあります。

  • 金利が低い
  • 途中売却が難しくリスクがある
  • 購入できる場所や募集期間に制限がある

それではひとつずつ見ていきましょう。

金利が低い

昨今の国債の金利は、非常に低いです。

国債の利率は0.05%で、国債を購入・運用してもほとんど利益になりません。

例えば1億円の国債を保有していても、年間で5万円しか増えないということです。

一方、株式投資の利回りは、3%〜4%程と言われています。

株式の利回り率3~4%と国債の利回り率0.05%を比べると、年間の利回り率は、単純計算で60倍ほどの利益の差になってしまうでしょう。

国債の利回り率は、「資産形成の投資」としては物足りないと感じますよね。

途中売却が難しくリスクがある

国債は長期間保有することで利益を得るため、一度購入すると途中売却が難しいです。

国債は、購入して1年後に換金が可能になります。

また国債は1年未満で途中解約してしまうと、ほとんど利子を受け取れません。

国債を途中解約した場合は、「途中解約調整金」を支払う必要があります。

国債を購入する時は長期的な投資目標を立て、運用を始める必要があるでしょう。

購入できる場所や募集期間に制限がある

国債の購入機会は、毎月1回程あります。

国債は株式や投資信託のように、いつでも手軽に購入できないため、購入のタイミングを見計らうことが必要です。

また国債は、郵便局・銀行・証券会社にて購入が可能となります。

しかし国債を取り扱っている機関は少ないため、国債を購入するのは難しいと感じてしまうかもしれません。

国債のメリット3選

国債を購入するメリットとしては、次の3つがあげられます。

  • 小額から購入が可能
  • ほかの投資に比べて比較的安全
  • 国債を保有する手数料がかからない

1つ1つ詳しく解説していきます。

小額から購入が可能

投資は、まとまった資金が必要だと思う人もいるでしょう。

しかし国債は1万円から購入でき、運用することが可能です。

国債は1万円から運用が始められるため、手軽に始めやすい投資といえます。

国債は小額から始めることができ、リスクが少なく始めてみたいと思う人もいるのではないでしょうか?

ほかの投資に比べて比較的安全な投資

投資は大きなリスクが伴うため、始めるのに勇気が必要だと感じる人もいるでしょう。

しかし国債は国が発券したものなので、国が破綻しない限り投資した資金は戻ってきます。

国債は、国が破綻した場合に投資した資金が返ってこなくなる可能性はあります。

しかし国債で損失が出ることは、大企業が倒産するよりも低い確率です。

国債は株式投資と比べても、非常にリスクが低く資産運用を行えるでしょう。

国債を保有する手数料がかからない

株式投資などの投資では、「購入」・「売買」・「商品を維持」するときに手数料が必要です。

しかし国債は、手数料がかかりません。

国債は、国債の購入対価のみを支払うだけで、資産運用を始めることができます。

投資は手数料が高いほど利益に影響が出てしまいますが、国債は手数料を考慮する必要がありません。

国債の知っておきたいリスク

国債を投資する前に、知っておいた方が良いリスクがあります。

国債のリスクを知ることは、失敗を回避することにもつながるでしょう。

国債のリスクは、以下の3つです。

  • 外貨建て為替変動によるリスク
  • 個人向け国債のリスク
  • 信用のリスク

1つ1つ解説していきます。

国債のリスクを理解していきましょう。

外貨建て為替変動によるリスク

国債は日本だけではなく、外貨建ての国債も購入することが可能です。

外貨建ての利率の例を見てみましょう。

  • トルコリラの利率「10%」
  • アメリカのドル建ての利率「1.4%」

外貨建ての国債は、日本の債券に比べ金利が高く、魅力的に映りますよね。

しかし外貨建ての国債を購入するときは、為替の変動に注意しなければなりません。

例えば、トルコリラで取引した場合

トルコリラは、2020年時点でトルコリラの価値自体が13トルコリラまで下がっています。

つまり日本のお金の価値が非常に高く、30%以上円高の状態です。

トルコリラ建ての国債の利率は、10%と非常に魅力的に移ります。

しかし利子を受け取る時、トルコリラから円に変えるため、為替変動により30%の損失が出てしまうため、結局約20%の損失になってしますでしょう。

個人向け国債のリスク

そもそも個人向け国債には、種類があることはご存じですか?

個人向け国債の種類は主に以下3つに分けられます。

  • 固定金利型3年満期
  • 固定金利型5年満期
  • 変動金利型10年

固定金利型は、国債を購入するときに定められている利子を、満期まで受け取ることができます。

固定金利型は、市場上がっても下がっても利子の増減がないため、金利が上昇した時に恩恵を受けることができません。

一方変動金利は市場の動きに連動し、市場が上がれば国債の利子も上がります。

変動金利型は実勢金利に基づいて半年に一度、適用利率が変わるため受取利子が増えることもあるでしょう。

個人向け国債は、金利が高い時は変動金利・金利が低い時には固定金利と、分散投資をすることでリスクを減らすことができます。

信用のリスク

信用のリスクは、万が一国が破綻したら元本が返ってこない可能性があるということです。

国債は、元本が100%保証されている投資ではありません。

海外の信用のリスクの例を見ていきましょう。

  • 2001年 アルゼンチンの財政が悪化しデフォルトを宣言
  • 2009年 ギリシャが政権交代によってデフォルト寸前に陥る

上記のように国の経済状況や情勢の変化によって、信用のリスクが起こりかねません。

国の信用度は「JRC」・「R&I」という格付け会社によって発表されています。

国債を発行する前に、国の信用度を自身で確認するとよいでしょう。

国債を保有する必要はある?向いてる人はどんな人?

上記では、国債のデメリットやリスクについてお話してきました。

国債にも、他の投資と同様にメリット・デメリットがあります。

投資家は国債への投資が自分に、合うか・合わないかを判断する必要があるでしょう。

以下では国債投資に、向いている人を解説していきます。

  • 投資初心者
  • 資金を計画的に運用したい人
  • インカムゲインに注目する人

投資初心者

国債は一度購入したら、国債を保有しているだけで、定期的に利子を受け取ることが可能です。

また国債は、満期になると購入した金額が払い戻されます。

国債は株式投資のように、売買のタイミングを見計らう必要はありません。

手軽に運用ができるため、国債は投資について詳しくない人も簡単に始められるでしょう。

また国債への投資は、1万円程度から始められるのでリスクを十分に抑えた投資が可能です。

資金を計画的に運用したい人

投資を始めるときは、投資の目標(目標金額・運用期間等)を決めますよね。

株式投資は高い利回りが期待できるため、目標金額に早く達成する可能性はあります。

しかし株式投資等の投資は、高いリスクも考慮しなけれなりません。

資金を計画的に運用したい人は、国債のようなリスクを抑えた投資がおすすめです。

また国債の金利では、効率的にお金を増やすことは少し難しいといえます。

しかし国債は、長期運用をすることで計画的にお金を増やしていくことができるでしょう。

インカムゲインに注目する人

インカムゲインとは、資産を保有しているだけで得られる収入のことです。

国債は、長期的に運用することで利子を受け取ることができます。

国債は、不労収入を得ることができるので、インカムゲインに注目し投資をしたい人におすすめです。

国債で失敗しないしないためには?

国債への投資を始める前は、デメリットやリスクを理解することが重要です。

また、以下2つを意識して国債を運用することで、国債投資の失敗を抑えることが可能でしょう。

  • 換金のタイミングは慎重に行う
  • 満期まで保有する

一つずつ詳しく解説していきます。

換金のタイミングは慎重に行う

国債換金は、国債を購入してから1年後です。

証券会社は、換金のタイミングを狙って投資家に証券会社変更の営業を行います。

投資家は証券会社の話を聞くと国債を換金し、証券会社を変えたくなるかもしれません。

国債を換金して証券会社を変えることは、余計なお金を支払う可能性もあるため注意が必要です。

満期まで保有する

国債の換金には、直前2回分の利息分(×0.79685)が引かれてしまいます。

また国債は、途中解約してしまうと利息を受け取ることができません。

個人向け国債の「変動金利型10年」は、市場の金利が変動すると国債の金利も上がり、多くの利子を受け取ることができます。

市場の金利が動くには数カ月と短い期間ではなく、長い期間が必要です。

国債も、他の投資(投資信託・積み立てNISA)のように長期的に保有するとよいでしょう。

国債に変わるおすすめの投資

上記では、国債のデメリットを紹介してきました。

国債は、50年前までは富裕層の間で「資産を増やす投資」として投資家に好まれていました。

しかし昨今、国債は超低金利(利率0.05%)です。

他の先進国の国債の金利も、決して高くはなく、国債への投資で効率的にお金を増やすことが難しいといえるでしょう。

一方、新興国の国債は、利回り率10%以上の国債があるため魅力的です。

しかし新興国は、お金の価値自体が非常に低なったりと不安定な為替のため、リスクが大きすぎます。

国債の代わりとして富裕層に注目されている投資は、ヘッジファンドと呼ばれる投資です。

ヘッジファンドは、日本でまだ馴染みが少ない投資といえるでしょう。

しかし年金機構も、ポートフォリオに組み込むほど注目されている投資です。

ヘッジファンド|運用を任せる+高利回り

ヘッジファンドは、投資家から集めた資金を1つのファンドとして投資のプロが運用をします。

ヘッジファンドは、「絶対追求型」の投資として、市場が上がろうが下がろうが常に利益を目指す投資です。

ヘッジファンドは、投資のプロによって運用されるため、50年前の債券の利率と同じ10%以上の利回りが期待できます。

また、ヘッジファンドの「ヘッジ」は、英語で回避という意味でリスクを回避する投資として人気が高いでしょう。

ヘッジファンドについてもっと詳しく知りたい人は、「ヘッジファンドとは」も合わせて読むとより理解が深まるでしょう。

ヘッジファンドとは?特徴やメリットデメリットを簡単にわかりやすく解説

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ヘッジファンドも、投資の一つのためリスクはあります。

ヘッジファンドは、プロに任せる投資のためヘッジファンド選びが、重要なポイントとなるでしょう。

筆者がおすすめしたいヘッジファンドは、「BMキャピタル」です。

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まとめ

国債は、利率が低く「資産を増やすための投資」としては、おすすめできないでしょう。

国債はリスクを抑えて運用することが可能のため、分散投資の1つとして国債を購入すると良いかもしれません。

投資資金がある投資家は、ヘッジファンドのようなリスクを回避しながら高利回りが狙える投資も視野に入れるとよいでしょう。

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はる
某大学の経済学部を卒業後、新卒で某大手証券会社へ就職。運動部さながらの日々をなんとか耐え抜き、結婚を機に退職。かわいい双子の子育て(証券より大変なんですケド・・)をしながら主婦投資ブロガー/ライターとして幅広く活動しています。お金に無関心な旦那に、投資の心得を叩き込み中。FP2級/一種外務員資格保有。投資の勉強メモファンドレビューもやっていますよ~//両国投資研究会の初期メンバーとしても活躍中!▶プロフィール詳細はこちら
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