金投資はやめとけ!おすすめしない理由とは?
金は貨幣や装飾品としてだけでなく、投資の対象としても古くから親しまれてきました。
最近では金融資産の相場が不安定な中、実物資産であり「有事の金」とも呼ばれる金(ゴールド)への投資をお考えの方もいらっしゃるでしょう。
コロナショック以降急騰を続ける金相場ですが、投資をするなら金投資の特徴やメリットデメリットをしっかり理解した上で慎重に取りくみたいものです。
そこで今回は、金投資をご検討中のあなたに向けて、
- 金投資の種類や特徴・やり方
- メリット・デメリット
- 資産運用先としておすすめか
- 併せて検討したいその他の運用方法
などをわかりやすく、まとめてご紹介いたします!
結論を先に簡単にお伝えすると、金投資は筆者としてはそれほどわるくない投資方法と思います。
ただ基本的に少し長期的に金を保有することになりますし、後々売るつもりであれば売却タイミングを考える必要があるので、投資としての難易度はやや高め。
特に金投資にこだわりがなく、効率の良い投資方法を探している方なら、別の投資も検討してみるのがおすすめですよ。
筆者のおすすめは投資信託やヘッジファンドになります。
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目次
金投資とは?種類や特徴を見てみよう
金投資とはその名の通り、金へ資産を投じ、金相場の値動きによって利益を狙う投資方法です。
株や債券などの実態のない金融資産とは異なり、金は実物資産なので金そのものの価値がなくなる危険性はまずありません。
また世界中の金の3分の2がすでに掘り起こされているとされており、今後金の流通量が大幅に増えて希少性が下がることも考えにくく、長期的には価値が上昇する可能も高い投資と言えるでしょう。
では、そんな金投資を日本で個人で行うにはどのような方法があるのでしょうか。
金投資の種類 | 特徴 |
金地金 (インゴット) |
少額から購入可能 税金の特別控除がある 手元に置いて置ける |
純金積立 | 少額から積立購入可能 保管場所を考えなくて良い 現物を引き出すことも出来る |
金関連ファンド | 少額から気軽に購入可能 手数料が低く抑えられる |
金先物・CFD | レバレッジを活用できる |
金投資の方法や特徴をそれぞれ詳しく見て行きましょう。
1. 金地金(インゴット)
金地金(インゴット)は現物の金を購入する金投資の方法。多くの方がイメージされるであろう金の延べ棒(金塊)などを購入するタイプです。
金地金の特徴1. 少額から購入可能
テレビでよく見かけるような金インゴットはラージバーと言われ、重量は12.5㎏。現在の金1ℊの価格は約7000円ですので、ラージバー1本の価格は約8750万円です。
とはいえ金地金はグラム単位で購入が可能で、販売会社にもよりますが最小5g(=約3万5000円程度)の少額から購入可能な場合が多いようです。
金地金の特徴2. 税金が優遇される
金地金の売買で得た利益にも税金がかかりますが、保有期間が5年以内の場合は得た利益から特別控除額の50万円を差し引いた金額が課税対象となります。
保有期間が5年以上の場合は、利益から特別控除額の50万円を差し引いた金額のさらに半分が課税対象になります。
金地金の特徴3. 現物を手元に置いておける
金地金の一番の特徴としては、現物を手元に置いておけることでしょう。美しい金の輝きを手元で楽しめるというのは、ほかの投資方法にはない一種のメリットであると言えます。
ところが、保有する金が高額になると現物をご自宅に保管しておくにはセキュリティの懸念も生じます。第三機関に保管を依頼するとなるとそのためのコストも生じますので注意は必要です。
最低投資額 | 5g (=約3万5000円程度) |
購入方法 | 貴金属メーカーや地金商で購入 (例:田中貴金属工業/三菱マテリアルなど) |
手数料 | 500g未満などの一定のグラム数以下の売買には、 バーチャージと呼ばれる加工手数料がかかる場合がある。 ※業者によって手数料や設定が若干異なるため比較が必要。 |
税金 | 金地金の購入時にかかる消費税。給与所得者などの個人が金地金の売却で利益を得た場合は譲渡所得扱い。控除枠を超えた分は確定申告が必要。 |
2. 純金積立
純金積立は、毎月決まった額の金を積立購入する金投資の方法。販売会社にもよりますが、月1000~3000円程の少額から積立購入することが出来ます。
またスポット購入と言って、毎月の積立額とは別に金の価格が大きく下がった時に臨時で追加購入することも可能です。
純金積立の特徴1. 手間がかからない
自動積み立ての場合、最初に積立額を決めておけば毎月一定額が自動購入されるため、購入の手間を省くことが出来ます。
純金積立の特徴2. 保管場所を考えなくて良い
金を購入すると大変なのが保管場所。現物の金の塊を自宅に置いておくのは高額が故、安全面で適切ではありませんし、業者に保管を依頼すると重量にもよりますが半年で数千円~数万円程度の保管料が発生します。
一方純金積立の場合は、購入した金を購入会社が保管してくれるので、手元に金を置いておく必要がなく盗難のリスクを避けられる点はおすすめです。
純金積立の特徴3. 現物を引き出せる
純金積立の中には、積立購入された金地金をバーにして引き出せるものもあります。販売会社によりますが、5g以上5g単位での引き出しが可能となっていることが多いです。
最低投資額 | 月1000円~3000円程度 |
購入方法 | 貴金属メーカーや地金商・証券会社や銀行など (例:田中貴金属工業 / 楽天証券 / 三菱マテリアルなど) |
手数料 | 積立手数料の目安:買付代金の1.65% 現物受取手数料の目安: 1. 100g1本5500円/500g1本22,000円 2. 消費税 3. 発送料2,200円/回 ※楽天証券の場合を引用 |
税金 | 給与所得者などの個人が純金積立は売却で利益を得た場合は、譲渡所得扱い。 控除枠を超えた分は確定申告が必要。 |
3. 金関連ファンド (金ETF・投資信託など)
金関連ファンド(金ETF・金投資信託など)への投資も金投資の方法の一つ。具体的には金価格に連動した投資信託、金鉱企業の株価に連動する投資信託など様々です。
金融商品を購入するだけでその後の運用は投資のプロにおまかせできるため、 金融の知識がない投資初心者にもくおすすめの金投資方法と言えます。
金関連ファンドの特徴1. 証券会社で購入できる
金ETF・投資信託は通常の投信ファンドと同様、証券会社で手軽に購入できます。有名な金関連ファンドの三菱UFJ純金ファンド、ピクテ・ゴールドなどは楽天証券などでも購入です。
金投資信託ファンド例1:三菱UFJ純金ファンド(為替ヘッジなし)
金の果実という金関連ETF(純金上場信託)へ主に投資を行っている金投資信託。国内の金取引所の金価格に連動するように運用。
購入手数料:上限1.1%
運用手数料:年率0.99%程度
金投資信託ファンド例2:ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり)
米ドルでの金価格に連動するよう運用を行っており、為替ヘッジを行うことで為替の変動による値下がりのリスクを最大限に軽減します。
購入手数料:上限2.2%
運用手数料:年率0.88%程度
金関連ファンドの特徴2. 手数料が低い
金地金の場合、現物保有のため保管費用や、500グラム以下の少量購入であれば小分けにするための加工手数料が発生します。また純金積み立ての場合も、口座開設費、年会費、購入・売却手数料などコストは高めと言えます。
一方金関連ファンドへの投資では、売買手数料と信託報酬の支払いのみ。手数料の低いネット証券で始めればそれぞれ1%以下の手数料で購入可能ですし、一部の証券会社では購入手数料が無料の場合もあります。
金関連ファンドの特徴3. 手間がかからない
金関連ファンドへの投資の場合は一般の投資信託と同じですので、ファンドさえ購入してしまえばその後の運用は投資のプロにお任せできます。
投資にかかるコスト省き、とにかく手軽に金投資を始めたい人は金関連ファンドを通じた金投資がおすすめでしょう。
最低投資額 | 1000円程度から (積立購入も可能) |
購入方法 | 証券会社の口座から購入 (例:楽天証券など) |
手数料 | 購入時手数料:0.5%~2%程度 信託報酬:0.4%~1%程度 |
税金 | 売却益は譲渡所得あつかい申告分離課税となるが、 源泉徴収ありの特別講座を選べば源泉徴収をされて確定申告不要。 |
4. 金先物取引
先物取引は将来の特定の時期における売買を約束して行う取引で、例えば1年後に金1g=5,000円で1㎏分の金を売るというような約束を事前にしておく投資方法です。
また金先物取引では証拠金取引も可能。例えば金の価格が1g=5,000円とすると、金を1㎏の取引では500万円が必要と言う計算になります。
しかし証拠金取引の場合は、決められた証拠金十万円ほどを預けるだけで金1㎏(約500万円分)と同等の取引が出来るのです。
金先物の特徴1. 少ない資金で多くの利益を得られる
先ほどの例のように、証拠金取引を利用すると少ない資金で何十倍もの取引が出来るため、金の価格が上がった場合は、何十倍も儲かる可能性があります。
しかし反対に、値下がりをしたら取引額が増えている分損失が何倍にもなりますので非常に注意が必要です。
最低投資額 | 取引単位1000g~ (一部の証券会社では100g単位で購入可能な金ミニ・金スポットなどの商品もある) |
購入方法 | 専門商社や証券会社にて購入 (例:楽天証券/SBI証券など) |
手数料 | 投資時に証拠金の0.5%~0.7% キャリーコスト |
税金 | 先物取引で得た利益は税率は20.315%の申告分離課税となり、 確定定申告が必要。 |
金投資のメリット・デメリット(リスク)
ここでまで金投資を行うための方法を4つご紹介しました。
金投資は税金が優遇されたり手間がかからなかったり、将来性が期待出来たりと良いことばかりにも見えますが、ではなぜおすすめしない・やめとけなどの声が上がるのでしょうか。
続いて他の資産運用法と比較した場合の金投資のメリットやデメリット、リスクを見て行きましょう。
3つのメリット
金投資のメリットは以下の3点。
- 金そのもの自体に価値がある
- 金はインフレに強い
- 税金の控除を受けられる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット1. 金そのもの自体に価値がある
紙幣や国債は国が、また株券や社債は投資先企業が破綻すれば紙切れになってしまいます。
一方金投資の場合、金その物に実体と価値があり、尚且つ世界中でその価値は認められています。埋蔵量にも限りがあるため希少性も高く、金自体が無価値になることは考えづらいでしょう。
景気の悪化や不安定な金融市場、紛争やテロなど国や社会に対する不安が蔓延する中で、 実体経済の影響を受けにくく、無価値になりにくい点は金投資のメリットと言えますね。
メリット2. 金はインフレに強い
インフレになると物価は上がり、昨年は1個100円で買えていたおにぎりが千円出さないと買えないなんていう自体に陥る可能性があります。
ここで一例、以下は為替と金価格の推移を表したグラフですが、茶色線の為替が下落すると赤い路線の金価格が反比例して上昇するのが見て取れますね。
このように紙幣はインフレによって価値が下がりますが、金はそのもの自体に価値があるためインフレの影響を受けにくいばかりか、逆にインフレにより紙幣の価値が下がることへの不安から金に資産を移す人が増え、金の価格は上がる可能性があります。
金の価格は株式などとは異なり、経済不安に陥った不景気時こそに上がりやすくなる特性は金投資のメリットの一つでしょう。
メリット3. 税金の控除を受けられる
株式投資で得られた利益に税金がかかるように、金投資で得られた利益にも税金がかかります。
しかし先述の通り、金の現物(金地金、純金積立など)で利益が出た場合の譲渡所得には年間50万分の特別控除を受けることが出来ます。
さらに金を保有していた期間が5年を超えれば、上記の50万円の控除を受けた金額のさらに1/2に課税対象が軽減されます。税金の控除を受けられ無駄なコストを省いて投資できるのは金投資のメリットですね。
デメリット(リスク)
ここからは反対に、金投資を資産運用に組み入れるデメリットやおすすめしない理由を3点ご紹介します。
- 金投資は儲からない
- 金投資は好景気の恩恵を受けられない
- 金投資は保有しているだけでは利益が出ない
デメリット1. 金投資は儲からない?
億り人(おくりびと)という言葉をご存知でしょうか?株式やFX(外国為替証拠金取引)、最近では仮想通貨などへの投資で1億円以上の資産を築いた人達を指します。
率直に言うと、金投資で莫大な資産を短期間で築き、億り人を目指すことは難しいでしょう。
金投資は基本的に守りの資産と言われ、実体経済が不安定な時には価格の上昇が期待できますが、そうでない時には相場が安定しており価格変動が緩やか。
値動きの異なる株などの他の投資方法と組み合わせてリスクを分散するのは良い考えですが、金投資だけで大きなリターンを得ようとするのはおすすめしないです。
デメリット2. 金投資は好景気の恩恵を受けられない
重ねてになりますが、金投資は基本的に景気が悪くなると値上がりし、景気が良いときには値下がりする性質を持っています。
そのため、金だけに投資している場合は好景気による株価の上昇や高金利の恩恵は受けることが出来ません。
景気や相場がどちらに触れても良いよう、金投資だけでなく株や債券等の金融資産にも資産を分散させておくのがおすすめです。
デメリット3. 金投資は保有しているだけでは利益が出ない
銀行の定期預金では、一定期間お金を預け入れることで利子が付きますよね。これをインカムゲインといい、保有しているだけで得られる利益を指します。
しかし金投資の場合、保有しているだけでは利益が得られません。金の売買取引の差額で利益を出す、キャピタルゲインでのみ利益を得ることが出来ます。
株式投資では保有しているだけで配当金が貰える可能性があることを考えると、保有しているだけでは利益が出ない点は金投資のデメリットになり得ますね。
結局金投資はおすすめ?おすすめしない?
ここまでの内容を踏まえて筆者の考えを言いますと、金投資だけもしくは金投資メインで資産運用のポートフォリオを組むのはおすすめしないです。
資産運用では資産を「増やす」ことが主な目的でないでしょうか。
とすれば、いくら金が安全資産でありインフレにも強いとは言え、平常時には相場が比較的安定しており、且つ市場が好調な時には値下がりする傾向にある金だけで資産運用の目的を十分に果たすのは難しいでしょう。
金投資を始めるのであれば、株式など他の金融商品での投資が落ち着き、既に築いた資産を守る意味合いで金投資を始めるのがベストです。
積極的に利益の狙える金融資産とは逆の動きをする金投資へは一部の資産を回すなど、ご自身で上手にリスク分散が出来ると良いでしょう。
初心者にもおすすめ!その他の運用方法
では、金投資と併せて投資を検討したいその他の運用方法には何があるでしょうか。
ここでは株式投資・投資信託、債券・不動産・FXなど数ある投資先の中でも比較的投資初心者が取り組みやすく、ある程度まとまった利益の見込める資産運用の投資方法を3つご紹介します。
1. 投資信託
金投資信託でもご紹介した投資信託は、運用会社が不特定多数の投資家から資金を募り、投資家に代わってファンドマネージャーが資産運用する金融商品です。

投資信託には、株式型、債券型、不動産型や先ほど紹介した金投資を主とするものなど非常に多くの商品から自分にあったもの選び、1万円以下の少額から手軽に投資を始めることが出来ます。
投資家は運用会社に手数料を払う代わりに、プロに運用を任せられるので投資初心者でも始めやすい投資方法ですね。
難点としては、投資信託は日経平均やTOPIXなど市場のベンチマーク(指標)の動きを相対的に上回ることを目標として運用されるため、下落相場でベンチマークが下落しているときには利益が出にくいだけでなく、マイナスを出してしまう事もあります。
またマイナスを出していたとしても運用手数料は固定で引かれてしまうため、投資信託で運用する際には手数料を引いても利益が残るような運用が出来ているかが選択のポイントとなります。
期待利回り | 年3~4% |
購入方法 | 銀行や証券会社を通して購入 |
メリット | ・1万円程度の少額から投資できる ・分散投資がしやすい ・運用をプロに任せられる |
デメリット | ・運用成績の良し悪しに関わらず手数料が発生する ・下落相場では利益を出しにくい |
また投資信託の一種として、株式のようにリアルタイムに売買できるETF(上場投資信託)というものもあります。一般的な投資信託よりもコストが抑えられるなどのメリットもあるので、投資信託に興味のある方は併せて確認されてみるといいですよ。

2. ヘッジファンド
ヘッジファンドも、既出の投資信託と同じく投資家に代わって投資のプロであるファンドマネージャーが運用を代行してくれる金融商品です。

プロに運用を任せられるため初心者でも投資&利益を狙いやすいという共通点以外には、ヘッジファンドと投資信託の違いは明白です。
- 投資家の募集方法の違い
投資信託
銀行や証券会社を通じ、不特定多数の投資家から出資を募る。
ヘッジファンド
直契約で限られた人数の投資家から出資を受ける。 - 運用方針の違い
投資信託
投資手法の規制が強く、指数連動のインデックス運用もしくは指数を相対的に超えることを目標とするアクティブ運用となる。
ヘッジファンド
多様な投資手法を活用でき、上昇・下落の相場局面に関係なく常に利益を追求する利益追求型。 - 期待利回りの違い
投資信託
期待利回りは3~4%。
ヘッジファンド
期待利回りは年10%以上。 - 投資コストの違い
投資信託
手数料率は低めだが、運用成績に関わらず固定でコストが発生。
ヘッジファンド
手数料率は高めだが、運用利益に対して掛かる成功報酬がメイン。 - 最低投資額の違い
投資信託
1万円程度の少額から投資可能。
ヘッジファンド
1000万円以上が一般的。
ヘッジファンドは最低投資額が高額ゆえ誰でも投資できるわけではありませんが、1000万円以上を投資に回せる方であれば、プロの手腕でのリスクヘッジや高利回りの狙える運用を手間暇を掛けずに享受することが出来ます。
期待利回り | 年10%~ |
購入方法 | 運用会社へ問い合わせ、面談を通して直接契約 |
メリット | ・分散投資がしやすい ・運用をプロに任せられる ・ハイリターンが狙える ・下落相場に強い |
デメリット | ・最低投資額が高額 ・運用コストがある程度かかる ・情報収集が難しい |
ヘッジファンドの難点の一つが私募ファンドゆえの情報の少なさ。ヘッジファンドは証券会社などで広く公募されていませんし、そもそもヘッジファンドは詳しい運用手法や成績などについての情報開示義務がないため、投資初心者の方が運用評判の情報などを収集するのは容易ではありません。
そこでここでは、参考として投資初心者の評判が高い国内ヘッジファンドを一例ご紹介します。
国内ヘッジファンド例:BMキャピタル

2013年に設立され、現在運用9年目の国内ヘッジファンドBMキャピタル。
比較的安全度が高いと言われる国内のバリュー株への運用を主として、運用開始以来一度もマイナスな迎えた年はなく、平均年利回りは約10%~20%と安定性と高い収益性を兼ね備えた人気のヘッジファンドに成長しています。
- 東京大学卒業後、有名投資銀行バークレイズで経験を積んだファンドマネージャーが豊富な経験・スキルを駆使して運用。
- 値動きが穏やか、かつ株価高騰の可能性を秘めるバリュー株を投資対象としている。
- 企業価値・株価上昇を目指しアクティビストとして投資先企業に働きかける場合もある。
- 投資初心者の目線に合わせたサービスを提供。
BMキャピタルの最低出資金額は1000万円ですが、1000万円以下の投資も場合によっては相談可能のようです。話を聞く分には費用は掛からないので、詳しい資料や過去の運用実績など興味のある方は気軽に問い合わせて見られると良いでしょう。
金投資だけはおすすめしない!他の投資とも併せて運用を
本記事では金投資の種類や仕組み、金投資のメリットデメリット、併せて投資を検討したいその他の運用方法などをご紹介しました。
既出の通り金投資だけでは大きな利益が見込めない上、リスクヘッジの面でも心配です。金投資はやめとけと言われる理由をご理解いただけたでしょう。特に「これから資産運用を始めよう」と思い立ったばかりの投資初心者の方に、金投資はおすすめしないです。
それでも金投資を始めるなら、長期投資を前提に、資産の一部で購入を検討されてみると良いでしょう。
また金投資以外の投資先としてご紹介したヘッジファンドは既出のBMキャピタルの他にも様々あるので、興味のある方は以下の記事も参考にしてみてください。

この度投資初心者が、1000万円クラスのまとまったお金を運用する前に絶対に押さえておきたいポイントを外部の先生のお力も借り1記事にギュッとまとめました!
- これからまとまった元本で投資を始めたい方
- 手元の資産の運用法で迷っている初心者の方
投資額の大小に関わらず、役に立つこと間違いなしの記事ですので是非皆様の資産運用の勉強にご活用下さい!