投資の基本

1000万円を安全に運用する方法とは?

減らさない!1000万円は安全に運用する方法を大公開!

貯蓄から投資へと時代の流れが変わり、いよいよ資産運用を本格的に考え始める人も多いのではないでしょうか。

とは言え、今まで頑張って貯めた1000万円(相続等で受け継いだ資産だとしてもそれはご家族が努力された証!)を、運用によって無くしてしまうのは避けたいところですよね。

旦那氏
旦那氏
運用って失敗する可能性が高いからなかなか踏み出せないな。
主婦投資ブロガーはる
主婦投資ブロガーはる
でも運用しないという選択も実は危ないのよ!安全に運用することが大切なの!

ここでは資産運用の必要性と、1000万円を安全に運用するためのポイントをご紹介致します。

  • 安全性の高い運用=適度なリスクを取った運用
  • 自信がないならプロにまかせるのも◎

運用に抵抗があってまだ足を踏み出せていないという方に、今の時代だからこそ資産運用が必要であるという点についてご説明致します。

資産運用の必要性

1000万円を運用せずに預金に寝かせておいた場合と、運用した場合の10年後を比較してみましょう。

運用しなかった場合

現在の大手銀行の普通預金利率は0.001%、定期預金利率では0.01%です。

預金種類利回り10年後増加額
普通預金0.001%1000.1万円1,000円
定期預金0.01%1001万円10,000円

10年間置いておいてもたったの1000円もしくは1万円しか増えない計算となります。
さらに税金で2割程引かれてしまいますから、実際は800円もしくは8,000円弱と運用効果はほとんど無いと言えるでしょう。

日本はインフレ率(物価上昇率)の目標を2%としていますが、この通り物価が上がった場合場合、お金の価値は相対的に下がります。(モノの価値↑、カネの価値↓)

今まで1000万円で買えたものが、今後は1000万円プラスα出さないと買えないということですね。

インフレを考慮すると、たった1万円の増加では、実質お金を減らしてしまうことになります。これが、運用をしないと逆に危ないと言われている理由です。

では、運用をした場合はどうでしょうか。

運用した場合

運用利回り3%と5%の場合でシミュレーションしてみましょう。

運用利回り10年後増加額
3%1343.9万円約344万円
5%1628.9万円約629万円

運用しなかった場合は1万円にもならなかった増加額ですが、運用すると数百万円単位で増えることが分かります。
もちろん毎年希望通りの運用利回りが得られる確証はありませんが、運用をすることで”お金が増える”という可能性が高まることがお分かり頂けたことと思います。

では、1000万円を安全に運用するために心がけるべきポイントについてご説明致します。

自分で運用する際に気をつけるべきポイント

安全性を重視する上で特に大切な点は次の2つです。

  • 運用は余裕資金で行う
  • 分散投資をする

まず運用を行う上での大前提からご説明致します。

余裕資金で行う

運用を余裕資金で行うことは、安全性を重視した場合に最も大切なポイントとなるでしょう。
手元の1000万円を今後2~3年などの比較的近い将来に使用する予定があるのであれば、リスクを取った運用は向かないと言えます。
運用資金が1000万円で、当面の生活資金は別にあるという場合は、適度なリスクを取って運用することが可能です。

生活に支障のない範囲で運用するように心がけましょう。

分散投資をする

分散投資も安全性を重視した運用には欠かせないテーマです。

投資の世界には、たまごは1つのカゴに盛るなという格言があります。
同じカゴにたまごを乗せて、そのカゴがダメージを負った場合、中のたまごは全滅するか大多数のたまごが割れてしまいます。しかしカゴをあらかじめ分けておけば、ダメージを受けたカゴのたまごはだめになってしまったとしても、他のたまごは無事で居られる可能性が高いです。

商品別のリターン推移を見てみましょう。

資産クラス別リターン10年間推移

(引用:モーニングスター 資産クラス別リターン

毎年常に勝てているという商品はなく、リターンは年によってバラバラです。1つの商品に集中して投資すると、値動きが大きくなる可能性が高いということですね。

このように、運用商品は1つに集中させず、分散させることが大変重要となっています。

値動きの少ない運用方法

現状、もっとも元本損失リスクが低いのが預金と言えます。

定期預金

日本で元本保証という言葉を使用して良い金融商品は銀行の預金だけとなっており、絶対に減らしたくない人のニーズを満たしたたった1つの商品と言えるでしょう。(銀行預金以外で元本保証を謳った商品は出資法違反に該当します。)
1000万円までペイオフ(預金保護)が適用となるので、銀行が潰れてしまった場合でも1000万円は無事に受け取ることが出来ます。

普通預金は入出金がスムーズですが、利率が定期預金に比べ低いので使わない資金はなるべく定期預金を組んで預けたほうが良いと言えるでしょう。

メガバンクと言われる三菱UFJ、みずほ、三井住友銀行の定期預金利率は0.01%ですが、店舗を伴わないネット銀行は比較的高い金利で預けることができます。

金利が高いことで有名なオリックス銀行のeダイレクトスーパー定期300の利回りを見てみましょう。

オリックス銀行eダイレクト預金利率

(引用:オリックス銀行 eダイレクト預金

預入期間が5年となると0.35%とかなり高い金利を受け取ることが出来ます。
安全な運用を目指す人には最適な商品の1つと言えますね。

銀行預金よりも少し高い利回りを得られる商品もご紹介致します。

個人向け国債

個人向け国債も安全性の高い運用商品です。国が破綻した場合、お金は戻ってこないので元本保証とは言えませんが、日本が破綻する可能性は今の所低いと言えますから、あまり心配する必要は無いでしょう。

個人向け国債は現在3種類発行されており、期間と金利タイプによって好きなものを選択することが出来ます。

個人向け国債3種

(引用:財務省 個人向け国債

10年程度使用予定のない資金であれば、満期までの期間が10年の変動10をおすすめします。
3種類のうち唯一変動金利を設定しており、日本が政策金利が上げた場合、変動10の金利も上る可能性があります。
それぞれ金利の下限は0.5%で、それ以上下がることはありません。現在下限値の0.5%が採用されているので、金利が変更するとすれば上がることしか無いのですね。
金利が上がること自体、可能性としては極めて低いですが、今後10年の間に何が起こるかわかりませんから、変動タイプで上がったときに恩恵を受けられるようにしておいたほうが良いでしょう。

定期預金や個人向け国債は、ペイオフ制度があったり、国が破綻しない限りは投資元本が戻ってくるという点をふまえると安全性はピカイチです。しかし安全である反面、リターンは期待できません。やはり運用による効果を得るためには多少のリスクを背負う覚悟が必要ということですね。

とは言え、慣れてない人がいきなり運用を始めたところで失敗する可能性が高くなってしまいます。
ここはプロの手を借りて運用のお手伝いを頼んだほうが良いと言えるでしょう。

プロの力を借りて運用する

プロに運用資金を丸投げして運用すると言うと、ファンドラップが有名です。投資一任口座とも呼ばれ、最近投資残高も増加傾向にありますが、手数料が高いという点で今回は除外致しました。お金を増やすためには、手数料分を上回るリターンを出す必要があり、高いリターンを得るには結局リスクが高まるからです。

わざわざファンドラップにしなくとも、低い手数料で運用できる商品をご紹介致します。

バランス型ファンド

バランス型ファンドは、投資信託の1カテゴリーとして最近人気を集めているファンドです。中身は株式や債券等の伝統的資産に限らず、金や不動産なアドのオルタナティブ資産も組み入れることが多く、互いの資産が支え合うような特徴があります。

バランスファンドでは、商品の価値が上がってポートフォリオ内に占める割合が高くなったものを機械的に売って利益を確定させ、反対に安くて割合が下がっているものを買いますリバランスという作業が行われます。

イオン銀行リバランスイメージ

(引用:イオン銀行 リバランスのススメ

株式50:50債券の割合ではじめたとしても、上記のように株式が値上がりしポートフォリオに占める株式の割合が高くなることがあります。そのまま放置すると、知らぬ間に株式のリスクを多く背負ってしまうことに繋がりますが、値上がり分の株式を手放し、割合の下がっていた債券を買い増すことで元の50:50の割合に戻すことが出来ます。

個人で同じように債券と株式をあらかじめ決めた割合ずつ購入することはもちろん可能ですが、割合が変わるたびに売買が必要なことや、売買ごとに手数料がかかる等手間が増えてしまうため、コスト的な面からもバランスファンドは安全な運用をするのにおすすめです。
おすすめファンドもご紹介致します。

ニッセイ・インデックスバランスF(4資産均等)

管理手数料(信託報酬)0.15%
3年間の運用リターン6.76%
ニッセイインデックスバランスFポートフォリオ

(引用:モーニングスター ニッセイ・インデックスバランスFスナップショット

REITと呼ばれる不動産もごく僅かに含まれていますが、資産の殆どを国内株式、国際株式(外国株式)、国内債券、国際債券(外国債券)の4つで占めています。

割合はほとんど25%ずつで、ほぼきっかり4分割されていると言えるでしょう。

1000万円預けたとしても年間の管理手数料は15,000円程度に収まります。まとまった資金の運用手数料としては最安水準と言えるでしょう。

eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー)

管理手数料(信託報酬)0.55%
3年間の運用リターン7.08%

愛称マイミッドフィルダーという名の通り、攻撃も守備も行える優秀ファンドのポートフォリオがこちらです。

eMAXIS 最適化バランスポートフォリオ

(引用:モーニングスター eMAXIS最適化バランススナップショット

先程のバランスファンドでは4つの資産保ほぼ均等に分けて保有していましたが、こちらは分散投資の理想形としてイボットソン・アソシエイツ・ジャパンが算出した最適化バランス(12%)指数にそってポートフォリオを組んでいます。

信託報酬は0.55%と先程のファンドよりも上がりますが、よりポートフォリオにこだわっているという点からみれば許容範囲内と言えます。
バランスファンド全体の平均信託報酬は1.24%であることから見ても、決して高いわけではありません。

ご紹介した2つのファンドの運用成績は年率で6~7%程度あることから、十分と言えそうですが、より高いリターンが得られると良いなと言う方向けに、もう1つおすすめの投資先をご紹介致します。

ヘッジファンド

ヘッジファンドは、元々ヨーロッパの貴族が資産を安全に継承するために使った運用方法で、負けない運用を主軸としていました。ファンドにより様々ですが、現在は安全性だけでなく積極的にリターンも狙うような運用方法が取られていることが多いです。

世界を代表する著名投資家であるウォーレン・バフェットが経営するバークシャー・ハサウェイというヘッジファンドと、アメリカ版日経225とも呼べるS&P500の成績を比較してみましょう。

バークシャーハサウェイとS&P500のリターン比較

(引用:BUISNESS INSIDER Warren Buffet, Berkshire Hathaway vs. S&P 500

1960年代から始まったバークシャー・ハサウェイですが、年を追うごとにS&P500をどんどん引き離していっています。

かなり魅力的に映りますが、欧米のヘッジファンドは最低投資額が1億円を超えるものも多く、1000万円という運用資金での投資はむずかしいでしょう。

しかし、ウォーレン・バフェットやその師匠ベンジャミン・グレアムが提唱するバリュー株投資(割安株に投資をする方法)を取り入れたヘッジファンドが日本にも存在し、なおかつ最低投資額が1000万円からと比較的ハードルが低く設定されているのです。

BMキャピタル

BMキャピタルは東大出身の敏腕マネージャーが運用するヘッジファンドで、平均リターンが約10%と高いことで有名です。

BMキャピタルトップページ

投資対象は日本株で、割安に放置された株式を買って企業価値の上がったところで売却するバリュー株投資が採用されています。

日本株に投資をしているわけですから、日本株の調子次第しだいでは値動きが激しくなると考える人が多いと思います。
しかし、安いところで購入しているため、下げることは合っても高値づかみしたものより下げ幅を抑えることが出来ます。

実際に2015年から2016年にかけて株式相場が下がった時期や、2018年相場と呼ばれる株の不調シーズンであってもBMキャピタルは7%以上の運用リターンを出しています。(ちなみに2018年のTOPIXの年間リターンは約ー18%)

下げにも強い投資先を選ぶことは、安全性の高い運用をする上で必要不可欠です。
個人ではなかなか安定した利回りを確保することは難しいですから、まとまったお金こそプロにおまかせすると良いと思います。

BMキャピタルに興味のある方は直接問い合わせてみましょう。

まとめ

1000万円を安全に運用する方法について解説して参りました。

全く運用しないというのも現代では危険な行為であること、適度なリスクをとって運用することでお金を増やせる可能性が高いと言えます。

主婦投資ブロガーはる
主婦投資ブロガーはる
自分では1000万円を安全に運用する自信がないという方はヘッジファンドも候補の1つに入れてみましょう!

まずは資産運用の方法について知識をつけるところから始めたいという慎重派さんは次の記事も参考にしてみてください。

インターネットや本からはなかなか取得が難しい、投資のプロが行う勉強会は初心者の方にもおすすめです!

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はる
某大学の経済学部を卒業後、新卒で某大手証券会社へ就職。運動部さながらの日々をなんとか耐え抜き、結婚を機に退職。かわいい双子の子育て(証券より大変なんですケド・・)をしながら主婦投資ブロガー/ライターとして幅広く活動しています。お金に無関心な旦那に、投資の心得を叩き込み中。FP2級/二種外務員資格保有。
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このまとまった資産・・さて、どう運用しよう。

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