おすすめ資産運用方法

1000万円を投資信託で運用する際のポイントとおすすめファンドまとめ

投資初心者向け!1000万円を投資信託でプロに運用してもらう方法を解説

退職金など理由は様々ですが、ぽんっと1000万円クラスの大金が手元に舞い込んで来たら、どうさばこうか悩んでしまいますよね。銀行に寝かしておいても殆ど増えないし、そこで考えるが投資信託での運用。投資信託は購入するだけで、その後の運用は投資のプロにお任せできる。そんなことから、投資初心者向けの金融商品として人気を集めています。
そこで今回は、主婦投資ブロガーのはるが1000万円というまとまった資産を投資信託で運用する方法をまとめました。これから、1000万円クラスのまとまった資産を投資信託で運用したいとお考えの方は必見です。

旦那氏
旦那氏
自分で1000万円も運用するのはちょっと・・。
主婦投資ブロガーはる
主婦投資ブロガーはる
投資信託を利用すれば、運用はプロにおまかせできるわよ!
  • 1000万円クラスのまとまった資産も、投資信託を利用すればプロにおまかせで運用可能。
  • ファンド選びの際には、特に運用にかかる手数料を比較し選ぶ必要がある。
  • 運用に伴うリスクをしっかり理解した上で、賢く利用すべし。

1000万円を投資信託で運用するメリットとリスク

さて、みなさまは投資信託にどのようなイメージをお持ちでしょうか?投資初心者向けで失敗しにくい、手間がかからないといったようなものでしょうか。一般的に低リスクと言われている投資信託ですが、もちろん投資方法の1つですので投資するメリットもあれば、投資するリスクも伴います。そこで、以下1000万円を投資信託で運用するメリットとリスクを見ていきます。

メリット

以下、1000万円を投資信託で運用する3つのメリットです。投資初心者でも手軽に運用を始められるのは投資信託の嬉しいメリットであると言えますね。

1、投資初心者でもなんとか運用できる

投資信託は、沢山ある投資信託商品(ファンド)の中から選び、購入するだけでその後の運用は投資のプロが代わりに行ってくれます。株式投資などは知識ゼロで始めるとなると、ほぼ「運」にかけるしかないですが、その点投資信託の場合は何もわからない状態で投資を行って、プロの力を借りれめちゃくちゃな運用にはなりにくい点は1000万円を投資信託で運用するメリットであると言えます。

2、悪質な投資詐欺に合う確率が少ない

投資初心者が気をつけたいのが、甘い言葉で近寄ってうる投資詐欺師の存在。無知につけ込んで、詐欺ファンドへ投資をさせ、資金を持って海外へ逃げてしまう・・・なんていうケースもあるようです。その点、証券会社を通して販売されている投資信託は、日々価格や投資対象・手法などが誰でも見られるホームページ上などで公開、また金融庁の厳しいモニタリングも行われている点で、その透明性の高さは1000万円という資産を投資信託で運用する1つのメリットになるでしょう。

3、手間を掛けずに分散投資が出来る

投資の基本は分散投資。とは言っても、個人で国内外に資産を分散させるのは骨が折れる作業です。その点投資信託ならファンドを1本購入するだけで投資のプロが代わりに、複数の投資先へ分散して投資。個人では投資しにくい、海外株式や債券などにも資産を分散できる点は1000万を投資信託で運用するならではと言えるでしょう。

デメリット

さて、ここからが大切。1000万円というまとまった資産ですから、投資するに当たり付随するリスクもしっかり頭に入れ、不測の事態に対処できるようにしっかり準備しておくことが大切です。

1、運用に割高なコストがかかる

投資信託でかかる手数料は以下の3点。特に厄介なのが、信託報酬(運用手数料)。信託報酬は投資信託保有中は運用成績に関わらず、運用資産に対し発生します。元本が1000万円とかなりの大きさなので、運用資産に対して0.5%でも1年で5万円・・・も引かれる計算になってしまいます。

投資信託にかかる手数料
販売手数料投資信託を購入するときにかかる手数料0~2%
信託報酬(運用手数料)投資信託保有中はずっとかかる手数料0.5~1.0%
信託財産留保額(売却手数料)投資信託を売却するときにかかる手数料0~0.5%

運用を行いプラスが出れば良いですが、マイナスが出て資産が減っているにも関わらず、更にそこから安くない運用手数料が引かれる可能性があるのは大きなデメリットです。ちなみに、販売手数料・信託財産留保額(売却手数料)は無料なファンドもありますので、ファンド選びのご参考にどうぞ。

2、相場が悪いと利益を出しにくい

多くの投資信託はインデックス型といい、日本の株価の平均値である日経平均やTOPIX(東証株価指数)のようなとある経済指標に合わせて動くような運用を行います。目標とする経済指標が1%上がれば、ファンドも1%上がるように運用するといったようなものです。ここで盲点なのが、目標とする経済指標がマイナスを記録すると、当然ファンドも損失を出す可能性があること。

投資信託は相場全体が上昇傾向にないと、利益を出しにくい運用方法です。よって、昨年2018年のように相場が重たい年はなかなか資産を増やせない、または減らしてしまう可能性が少なくともあることは1000万円を投資信託で運用するデメリットとして覚えておきましょう。

3、運用がうまく行かなければマイナスが出る可能性がある

投資のプロがいくら頑張ったとしても、相場に合わせた運用を行っている手前、利益が出ない、またはマイナスが出る可能性があることはここまでの説明でもうお分かりでしょう。プロに任せておけば安心だというのは勘違いで、マイナスが出る可能性もあることは肝に銘じておけると良いですね。

投資は自己責任で行うものです。投資信託へ1000円を投資し、資産価値が大幅に減ったとしても、証券会社が補填してくれるわけはありません。泣きついても無駄ですよ。

投資信託で運用する際のポイント

さて、ここまで1000万円というまとまった資産を投資信託に預けるメリットとそのリスクについて説明してきました。投資にはリスクがつきものですので仕方がないですが、そのリスクをできるだけ軽減することはできます。そこで、ここでは投資信託での運用に付随するリスクを軽減させるポイントを3つ紹介します。

1、長期投資で運用プランを組む

投資信託で1000万円を運用する際は、10年スパンの長期投資で運用を行えると良いでしょう。その理由としては、以下の2つがあります。

値動きが安定する

長期的な投資を行うことで、値動きの振れ幅は小さくなっていくと言われています。以下、日経平均株価の過去のリターン実績を表したものです。1年~3年位までは、プラスを出したりマイナスを出したりと値動きが安定しませんが、5年を過ぎた頃から安定してプラスに転じることが出来ています。

日経平均株価の過去のリターン実績
(引用:my INDEX 日経平均株価

投資期間が長くなれば長くなるほど、緩やかな値動きになり資産価値ををじっくり山なりに増やしていけます。資産運用は、山あり谷ありでは精神的にも疲れてしまいます。緩やかな山をじっくり登っていくイメージで、安定した運用が行なうことが大切です。

利益を出しやすい

以下、日経平均株価の10年間の値動きを示したグラフです。10年間途中で何回か下落を経験してはいるものの、10年という長期スパンで見れば確実に上昇しているのがお分かりでしょう。つまり、投資信託は長期的に保有していれば、ゆっくりですが資産を増やせる可能性があるということです。

このように、長期保有を行うことで、値下がりのリスクを抑えた安定運用を心がけましょう。

2、分散投資で資産を分散させる

日本株へ投資するファンドに投資を行い、日本経済が悪化・・・日本株が軒並み下落したらどうでしょう。投資信託も可能であれば、国内債券へ投資するファンド、海外株式へ投資するファンドなど複数種類のファンドへ分散投資を行えると良いですね。

また、投資信託も投資対象によって、リスク度合いは様々。一般的には国内より海外、債券より株式へ投資するファンドが高リスクと言われています。また、ファンドというくくりで言えば不動産へ投資するREIT(不動産投資信託)や金へ投資する金投資信託などもありますよ。ご自身の許容リスクに合わせ様々なファンドを組み合わせてご自身に合った、投資信託のポートフォリオを組み、上手に資産を分散出来ると良いですね。

3、手数料が割安なファンドを選ぶ

デメリットの項目でも述べさせて頂いた通り、投資信託の場合は、購入時、売却時、運用期間中にそれぞれが発生します。特に運用手数料に関しては、保有期間中毎日発生するものですので、複数ファンドを比較し、できるだけ手数料が割安なファンドを選ぶべきです。

投資コストは、この投資信託のような運用を委託する金融商品にはつきもの。投資コストを含めた上でのリターンとなりますので、より多くの利益が残るように手数料に関しては時間を使って情報収集・検討する必要がありますね。

おすすめファンド

さて、ここまで1000万円を投資信託で運用する際の注意点を見てきました。続いては、実際のファンド選びに役立つおすすめファンドを種類別に6つ紹介していきます。

インデックス

とある経済指標にあわせて運用を行うインデックス型投資信託は、仕組みがシンプルだと言うこともあり、投資初心者向けと言われています。ファンドマネージャーも指標に合わせて運用するだけなので、手数料も比較的に割安ですよ。

おすすめ1: eMAXIS Slim(イーマクシススリム)先進国株式インデックス

eMAXIS Slim
投資対象:海外株式
運用会社:三菱UFJ国債投信

2018投信ブロガーが選ぶファンドオブザイヤー2018で1位を受賞した、本ファンドは投資コストの低さが特徴。信託報酬は年率0.107892%以内、また販売・売却手数料無料とのこと。同ファンドんは「業界最低水準の運用コストを目指し続ける」とはっきり宣言しており、実際に有言実行2019年8月にも同社の一部ファンドの信託報酬の値下げを行っています。

上記のような企業努力もあり、設定からまだ2年目ですが総資産額もぐんぐん伸ばしている期待のファンドは、是非1000万円の投資先投資信託としてチェックしておきたいですね。

おすすめ2, <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

投資対象:海外株式
運用会社:ニッセイアセットマネジメント

こちらも、投信ブロガーが選ぶファンド・オブザイヤー常連のインデックスファンド。こちらも信託報酬は年率0.107892%、購入・売却手数料なしの低コストとなっています。1位のファンドとは異なりファンドの設定から5年以上が経った長いファンドですが、値動きも大変に落ち着いており1000万円という資産を安心して預けておけそうです。

預かり資産高も山なりにぐっと上がり続けており、今後も継続して投資者の人気をあつめるであろう本ファンドは投資信託で落ち着いて1000万円を運用したい人にはおすすめのファンドです。

アクティブ

続いて紹介するのが、アクティブファンドと呼ばれる投資信託です。アクティブファンドはインデックスファンドとは異なり、とある経済指標に勝てる運用を目指す投資信託です。指標に合わせて運用するだけのインデックスファンドより、投資先の選定など運用に手間がかかるため手数料は割高です。

おすすめ1:ひふみ投信

ひふみ投信
投資先:日本株
運用会社:レオス・キャピタルワークス

日本の成長企業に投資するアクティブファンドである、ひふみ投信。気になる信託報酬は、年率0.98%ですが「資産運用形成応援団」と題し、5年以上の保有で信託報酬が最大年率年率0.1~0.4%還元されるのは嬉しいですね。

同ファンドは前年度2018年には残念ながら、インデックス投信に大きく下回る成績を出してしまいました。しかし、2017年以前は5年で3倍という圧倒的リターンを叩き出していたので、これからに期待したいところです。1000万円を積極的な運用を行うアクティブファンドへ投資してみたいという方は、ひふみ投信での運用も選択肢に入ってくるでしょう。

バランス

続いて紹介するのは、バランス型投信。バランス型投信とは、複数の地域や投資対象にバランス良く投資する投資信託のことです。一ファンドに投資するだけで高い分散投資効果を得られ、投資初心者の支持をあつめています。

おすすめ:eMAXIS Slimバランス

eMAXIS Slim
投資対象:国内外の株式、債券、REIT(不動産投資信託)
運用会社:三菱UFJ国際投信

こちら、インデックスファンドの項目で紹介したeMAXIS Slimシリーズの中の1ファンドです。本ファンドに投資をするだけで、国内外の株式、債券、REIT(不動産投資信託)へ資産を分散させることができます。

信託報酬は年率0.1512%、こちらも販売・売却手数料なしと低コストで、手間と時間を掛けずに分散投資が行なえる点で、1000万円をできるだけ細かく資産分散したいとお考えの方は、本ファンドへの投資を考えても良いでしょう。

おすすめ2:ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)

投資対象:国内外の株式、債券
運用会社:ニッセイアセットマネジメント

こちらは、国内外の株式、債券へ資産を分散できるバランスファンド。こちら4つの金融資産に均等に分散投資を行うものですが、シリーズ商品として6、8商品へ投資を分散させるものもあります。信託報酬は年率0.1512%で販売・売却手数料はなし。

こちらのファンドも設立から4年以上が経過していると言うこともあり、値動きは安定しています。国内・海外・債券・株式で均等に分散投資が行なる本ファンドは、1000万円の投資の手間を省きたいという人は投資先として検討してはいかがでしょうか。

高利回りのヘッジファンドも検討しては?

さて、ここまで1000万円の運用先として投資信託についてみてきました。いかがでしたでしょうか?最後に、1000万円の投資先として投資信託と合わせて検討したいヘッジファンドについて紹介しておきます。

ヘッジファンドとは

ヘッジファンドとは、1000万円~のまとまった資産をプロにおまかせで運用してもらえる富裕層向けの金融商品です。運用をプロにおまかせ出来る点で投資信託と比較されがちなヘッジファンドですが、以下の3点で大きな違いが見られます。

  • 投資家の募集方法
  • 運用方法
  • 手数料体系

まず、ヘッジファンドは証券会社などを通して大々的に不特定多数の投資者を募集することができません。その分、投資信託よりも自由な運用方法が認められており、相場の上がり下がりに影響を受けにくい運用が可能となっています。投資のプロが自由度の高い運用をのびのび行える点は、年利10%以上という個人では出しにくい高利回りが出せる理由の一つと言えるでしょう。

また、運用額に対し手数料が%で発生する投資信託とは異なり、ヘッジファンドの場合は成功報酬として運用で出たリターンに対して発生するため、大きなマイナスが出ているにも関わらず、更にそこから割高な手数料が・・・なんていう悲惨な状況は避けることが出来る点は、大変に嬉しいですね。

ヘッジファンドは1000万円クラスとまとまった資産があるからこそ投資できる運用方法ですので、せっかく高額な最低投資額をクリアできる人は投資信託と共に運用の選択肢に入れても良いでしょう。

まとめ

さて、ここまで1000万円を投資信託でプロに運用してもらう方法を解説してきました。いくらプロに運用してもらえるとは言ってもノーリスクではないので、複数ファンドに分散投資を行うなどしてリスク管理をしっかり行った上で運用を行いたいですね。また、場合によってはヘッジファンドに運用を任せてしまうことを考えても良いでしょう。

主婦投資ブロガーはる
主婦投資ブロガーはる
1000万円以上の資産があれば、運用の選択肢は広がります。投資信託だけでなく、ヘッジファンド等複数商品比較できると良いですね!
ABOUT ME
はる
某大学の経済学部を卒業後、新卒で某大手証券会社へ就職。運動部さながらの日々をなんとか耐え抜き、結婚を機に退職。かわいい双子の子育て(証券より大変なんですケド・・)をしながら主婦投資ブロガー/ライターとして幅広く活動しています。お金に無関心な旦那に、投資の心得を叩き込み中。FP2級/二種外務員資格保有。
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このまとまった資産・・さて、どう運用しよう。

元証券ウーマンならではの目線で、1000万円クラスのボリュームのあるお金の初心者向け運用方法を実体験を踏まえてランキング形式でまとめました。これから、まとまった資産の運用をお考えの方は必見のコンテンツです。

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